別に出世を望んでいる訳では無い。
出世する事により給料が上がるのは良いが
給料に見合わない程、仕事量が増えるなら
別に出世しなくて良い。
責任だけ重くなっていくくらいなら
出世なんてクソくらえだ!
例え忙しくても楽しく仕事が出来て
給料がそれに見合えば良い。
もちろん拘束時間は短ければ短いほど
うれしいし、ありがたい。
そんな適当な人間でも職場では年齢的には
下の者があれこれ相談してきます。
一応、平社員で働いているのですが
立場的には先輩という形になります。
そのため、望む望まないに関係無く
後輩と一緒に働いています。
一生懸命働いている後輩は可愛く、そして
まぶしく見えたりもします。
そうなるとアドバイスを求められると
こちらも全力で答えないといけません。
それがお互いにとってメリットになり
仕事に対して前向きな姿勢になれます。
そのためには、どういうアドバイスが
相手にとって良い指導か。
普段どういう風に接していけば良いか。
これって、管理職はもちろんの事
役職者でなくても悩みのタネでしょう。
だから無意識にこの本に手が伸びたかも。
だから、あなたの部下は育たない!
この本を読んだ自分自身は体中に槍など
いろんな物が刺さっている感じ。
心臓にもたくさん刺さっています。
つまり「ドキッ」とさせられる事が多いと
感じたという事です。
個人的な感想としては
部下育成=子育て
やはり対人なので育てるとなると
そうなってしまいます。
そう思うと人を育てるのに一番大事なのは
愛情だと思います。
もちろん愛情があれば何をしても良い
なんて思ってはダメなのも子育てと同じ。
愛情をもって接した上でどうしたら
部下を育てていけるか?
そう疑問に思ってから読むべき本。
そうでないとどうしたら部下が
言う事を聞いてくれるか?
などの方法論に走ってしまうから。
もちろん指導する側が暴走しないように
注意するべきところも書いています。
具体的な思考や育て方ももちろんあり。
本書は大きく4章に分かれてます。
- 出来る社員を育てる
- 営業のプロを育てる
- リーダーシップを磨く
- 強い組織をつくる
もちろんナゼ部下を育てるかというと
それはひいては会社のため。
それを念頭において指導していかないと
独りよがりになってしまうので注意。
目指すところは指導してくれた人に
「一生ついていきたい」と思われるような
上司になるのが理想ですね。