「ゆっくり動く」と人生が変わる、心と体の「不調」が消える!焦って慌てても良い事なんて無いです。いつも焦っている落ち着かない自分から脱却しませんか?

「ゆっくり動く」と人生が変わる (PHP文庫)

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自分自身もそう思います。

 

時間がなかったり、気持ちに余裕がないと

ついつい慌ててしまいます。

 

ましてや、相手がいる仕事だとなおさら。

 

ついやってしまうのが、相手に対して

説明する時になる早口。

 

一生懸命話しをしようと思えば思うほど

早口になってしまいます。

 

こちらは、一生懸命にお話をしようと

思えば思うほど相手に伝わらない。

 

良かれと思ってやっているんですがね。

 

しかし、気持ちは褒められた内容でも

行為自体は褒められたものではない。

 

下手したら、話し相手に

「何を言っているか分からない!」

とお叱りを受けたりする事もあります。

 

急いでいる時こそ、ゆっり丁寧に話す。

 

結果だけ見れば、ゆっくり行動した方が

早かったりします。

 

仕事でもそう。

慌ててミスすると、反対に時間がかかる。

 

ミスや失敗が続くと、それをリカバリー

しようとして慌ててさらにミスするという

悪循環にはまってしまいます。

 

「ゆっくり動く」と人生が変わると

本書で訴えているのはそういうこと。

 

ゆっくり動くと副交感神経という

心と体をリラックスさせる神経が

優位に働きます。

 

特にお年寄りを相手にする時には

効果てきめん!

 

老人に早口でしゃべると十中八九

「なにー?」

と聞き返されます。(泣)

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この辺の老人の事については

こちらの本が有効。

老人の取扱説明書を読むとお年寄りの心の声が聞こえてきます。これからの高齢化社会は高齢者との対応力は必須スキルかも。

 

ゆっくり動いて、結果早くなるためには

心がけと準備が必要。

 

動作自体はゆっくりで良いが、

行動を起こすのは早くしないといけない。

 

準備が必要という事でもあります。

 

早く行動を起こすと準備する時間がとれ

慌てずに対処ができます。

 

それでなくても、会社や職場に行くと

交感神経が優位に働き心や体に負担が

掛かっているのに。

 

本書ではゆっくり動くためのノウハウが

書かれています。

 

ノウハウ以外にもお茶や能についての

効能が書かれています。

 

戦国武将が茶や能を好んだワケが

くわしく説明されています。

 

日本の伝統文化に秘められた秘密を

筆者の目線で解説されています。

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お茶を飲む所作で茶碗を三回回す。

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この動作にも心を落ち着けるためには

非常に有効な動作だと書かれています。

 

若い時は、そんな作法はメンドクサイだけ

なんて思っていましたが無知でした。

 

昔の人の知恵を侮るなかれです。

昨今の外国人が好む日本の文化。

 

日本人が忘れてしまっている心を

外国人の方が理解しているかも。

 

ともあれ、慌てて暮らす事に

なんのメリットもありません。

 

常日頃、ゆっくり動ける心構えと準備。

 

本書でたくさんの事を学ばせてもらった。

あとは日々の実践あるのみ!

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