最近医療関係で耳にするESBLって何?

最近、病院で言われている

ESBLについて書きます。

 

ESBLとは?

ESBLとは、酵素の名前です。

Extended-Spectrum β-Lactamaseの略です。

 

日本語では

「基質特異性拡張型ベータラクタマーゼ」

と訳されます。

 

病院で言われているESBLとは

ESBL産生菌の事を指します。

 

 

ESBL産生菌とは?

 

「基質特異性拡張型ベータラクタマーゼ」

という酵素を作り出す細菌のことです。

 

 

「基質特異性拡張型ベータラクタマーゼ」とは?

βラクタム環を破壊する酵素です。

 

 

ESBL産生菌の何が問題か?

 

ESBL産生菌

βラクタム環を破壊する酵素を作り出すことによって

β-ラクタム系抗生物質効きにくくなります。

 

 

βラクタム系抗生物質とは?

βラクタム環を基本構造に持つ抗生物質です。

 

 

βラクタム環とは?

 

βラクタム環の分子構造

clip_image002

 

βラクタム環が、細菌の細胞壁を作る酵素に結合することで

細胞壁の合成を阻害し細菌を死に致らしめます。

 

手術後384日目、破裂骨折後391日目

スポンサードリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください