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妻のトリセツ(女性の取扱説明書)を持たない人は、ロールプレイングゲームで言うと、鎧や盾など何の装備も持たずに冒険にでるほどの無謀な行為。

妻のトリセツ (講談社+α新書) [ 黒川 伊保子 ]

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西野カナの歌にもあった「トリセツ」

それだけ女性の扱いが難しい事がわかる。

男から見たら理不尽な怒り。

 

コロコロ変わる機嫌。

ワガママかと思えば寛容。

 

好きと言って数分もたたない内に

同じ口で嫌いと言う。

 

一緒にいたら男性はもうボロボロ。(笑)

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たぶん世の中の男性たちは

女性の取り扱い説明書を欲しがってる。

 

たぶんコレ間違いない!(笑)

 

そんな声を知ってか知らずか

妻のトリセツが発売されていた。

 

読んでみると、目からウロコがポロポロと

落ちるほどの感動を与えてくれた。

 

これ以上の女性用取扱説明書は

無いのではないと断言できる。

 

本の執筆者は脳科学者の黒川伊保子さん。

 

筆者自身が女性で理系あるので

理路整然と書かれていて読みやすい。

 

女性脳の仕組みを前提に書かれており

妻の不機嫌や怒りの理由を解説。

 

さらに、夫側から見た対策が書かれていて

いたれりつくせりの内容。

 

プロの夫になるための方法が事細かく

丁寧に書かれている。

 

それでもプロ夫業をこなしたとしても

妻から放たれる弾を10発から5発にする

くらいがせいぜい。

 

妻からの怒りの弾幕をかいくぐって

生きていくためには女性脳を理解する事。

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ElisaRivaによるPixabayからの画像

 

筆者は女性脳を理解すれば女性を扱うのは

それほど難しくないと言っているように

思えてしまう。

 

本書を完読したら感想は2つに分かれる

 

女性の気持ちがわかって納得する

やっぱり女ってめんどくさいのどちらか。

 

はっきり言おう。

納得すればするほど「めんでくさい」

 

本書を読んで女性脳の事は納得できた。

 

その上で相手をしようとすると

男はボロボロになってしまう。

 

理解できていなくてもボロボロになり

理解してもボロボロになる。

 

なるほど、冒頭で書かれていた

妻から放たれる弾を10発から5発にする

くらいがせいぜい。の言葉。

 

女性を理解すればダメージはマシになる。

 

女性の言葉を訳してくれているところは

男性にとっては本当に本当にめんどくさい。

 

特に心と裏腹なことを言われた時。

 

翻訳してくれているページがあるが

見事な翻訳に感心してしまう。

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

と同時にめんどくささで脱力する。(汗)

 

しかし、それが許せるか許せないかで

愛してるかどうかも分かる。

 

結局、女性の行動というのは

愛をもらいたがっている。

 

それが分かれば、多少は相手を

愛おしく思うことができる。

 

妻のトリセツと書かれているが

女性のトリセツと言い換えても良い。

 

好きな人と仲良くなりたい。

いつも女性を怒らせてしまう人。

 

女性からの攻撃を少しでも和らげたい。

 

そんな対女性に関するトリセツとして

本書は必須ではないかと思われる。

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