古本屋で見つけたかなり古い本。
社会人の「勉強の技術」―ここで“能力”の差がつく! (知的生きかた文庫)
とはいえ、良質な情報の根本は変わらず。
勉強の技術についての本。
本書を手にとったのは、効率の良い勉強の
方法を学んで実践に生かすため。
書かれている内容は、資格を取るための
勉強方法も書かれていますが個人的には
資格試験には興味なし。
資格試験を受けるのは、基本的に会社に
雇ってもらう事が前提だから。
欲しいのは自分自身で稼ぐ力を付けるため
の方法が必要。
そう思って本書を読みました。
自分自身で稼ぐ力を付けると言っても
必ずしも会社員を辞める訳では無い。
会社員を続けてお金を稼ぎたいので
会社での仕事も大切。
そして、会社での仕事を効率的にするため
勉強して仕事を早くこなせるようになる。
自分に投資して力を付けるといろいろと
メリットがあります。
そのためには効率的な勉強方法が必須。
目次
- まず、「読む力」をどうつけるか
- 「ポイント」を確実につかむ、この技術、この視点。
- かぎられた「時間」でなにを学ぶかー社会人の「時間活用術」
- 「覚える」「思い出す」を効率的に行う法
- 努力がムダにならない「勉強の知恵」
まず、「読む力」をどうつけるか
社会人の勉強に欠かせないスキルとして
「読む力」は必須。
そのためには「全体像」をつかむ。
そして、理解する力をつける。
本の読み方として複数回読む。
読み方は2種類。
- サラブレッド学習法
- ブル学習法
最初は「早く読む」事だけを考えて読む。
これがサラブレッド学習法。
2回目はじっくりと読む。
記憶定着も含めてのブル学習法。
「ポイント」を確実につかむ、この技術、この視点。
マーキング術と重要事項の見抜き方。
かぎられた「時間」でなにを学ぶかー社会人の「時間活用術」
「大時間」と「小時間」の使い方。
「覚える」「思い出す」を効率的に行う法
どこかで聞いたのが
「人間は物事を記憶しているが、ただ単に
思い出せないだけ」とあった。
ここでは、忘れた記憶を思い出すための
「皿回し方式」について書かれています。
努力がムダにならない「勉強の知恵」
文字通り、努力がムダにならないための
「理解する力」を付ける為の基礎知識が
書かれています。
本書の勉強の方法の中にカードの利用法と
カセットテープ利用法が書かれています。
現在の状況と比べると古そうですが
カセットテープをスマホに置き換えると
何の問題もなく実行できます。
注目すべきは本の読み方。
これは、今でも通用する内容。
本の読み方さえ分かれば
自分自身の力を付けていけます。
そうなれば、勉強が楽しくなる。
仕事にも前向きになれて面白そうです。