恋愛本を書いたら切れのある内容で
人気のある里中李生さん。
本書の内容も、相変わらずの
切れっぷり。(笑)
大人の愛 ホントの愛の題名を見て
思わず手にとってしまった。
愛に飢えているんだろうか?(笑)
確かに人間だから愛が欲しい。
愛を与えられる相手が欲しい。
しかし、本書は男性ではなく
女性に向けての恋愛指南書。
男を選ぶためのマニュアル。
しかし、どんな男を選んだら良いか?
そんな内容を男が読むなら、本書で
紹介されている男になれば良い!
本書で紹介されている男は
才能やエネルギーに溢れた男。
うーん、この時点でほとんどの男が
脱落していくと思うが。
女性に対して、
つまらん男を捕まえるなと言っている。
これだけ書くと、その辺の女性雑誌と
変わりが無いように聞こえる。
里中さんがスゴイのは、女性に対して
「女性になれ!」と言っている。
矛盾しているように感じるが真実。
才能がありバリバリと仕事をする男。
そんな男性を捕まえろ!
男を見る目を養え。
そんな良い男と付き合えることになれば
大事に愛してもらえる女性になれ!
そう、力強く書かれています。
本書は、男性に負けないように対抗し
働く女性に対して否定しています。
男性と張り合って仕事して出世しても
不幸になるだけと言っています。
個人的にはそう思います。
仕事に命を掛けていると言うより
仕事に情熱を掛けざるを得ない感じ。
もちろん、バリバリ働く女性も
キレイに見えたりカッコよく見えたり。
しかし、才能あふれる男をゲットして
その男に徹底的に尽くすことを良しとし
たくさん愛してもらえと説いてます。
少し間違えば男尊女卑と思われがちな
内容ですがそれとは少し違う。
本来女性は、愛した男性に徹底的に
愛されるのが本当の幸せと。
もちろん愛されることには、夜の営みの
内容についても言及されています。
本当に愛情のある行為がどれほど
心身ともに良いものか。
価値ある男性とのつながりの良さを
これでもかと書いています。
そのためにはまず、付き合っては
いけない男性について知らないと。
付き合ってはいけない男性について。
どんな基準で男を選べば良いか?など。
そんな高レベルな男性と出会うためには
どうすればよいか?
女性はもちろんのこと、男性から見ても
気になる内容が書かれています。
男性が本書を読めば、もしかしたら
今の自分を顧みて、心身ともに自分の
貧弱さに打ちのめされるかも。
男性には自分自身を叱咤激励できる本。
女性は良い男の見つけ方と、
良い女になる方法が手に入る本。
好き嫌いがはっきりと分かれる本。
男も女もなかなか本書のような男女に
なれないかもしれないが真実を突いてる
内容だと思う。