あなたは自分の持ち物に
「ときめいてますか?」
そんな問いかけをして自分の部屋を
見てみると部屋が散らかっている。(汗)
ビジネス書では、時短が叫ばれている。
部屋やパソコンの中身が散らかって
探すのに時間が掛かっていてはだめ。
そう思った時に浮かぶのは
掃除の神様の「こんまり」さん。
そう、部屋を片付ける際の基準を
自分がときめくかどうかで決めた人。
片付けで、ときめきなんて言葉を使う人
これだけ聞いたら痛い人かと思う。
しかし、本書を読むとこの
「ときめき」を基準にしたことの
すばらしさを痛感します。
さすが、片付けでノイローゼになる人は
違います。(皮肉です)
しかし、ここまでのめり込んだ人が
考えた方法はやはり抜きん出た方法。
考え抜かれた珠玉の知恵。
ただの感覚だけの片付けや収納ではなく
論理的な部分も組み込まれています。
そして、本書の素晴らしいのは、片付け
をすることによって見えるその先。
片づけると、モノの定位置が決まる。
置く場所や片づける場所に迷わない。
そのため、時間短縮になる。
もちろん、物を探す時間も短縮。
貴重な時間を節約できます。
時間ができると自分自身のことを
片付けを通して考えることが出来る。
気が付かなかった自分の性格や好み。
自分が何をしたかったのか?
自分の本質に気づいたり、無駄なものを
捨てたり整理したりすることによって
自分自身をスリム化できたり。
片付けとは、家や部屋をキレイにする
だけではなく、人の人生も変えてしまう
不思議な力があることを認めます。
実際に実行することは不必要なモノを
捨てるところから始めます。
まあ、これがもっとも難しい。
難しいからこそ、捨てるモノの順番を
指定してくれてます。
この自分の持ち物を捨てる時の基準が
冒頭での「ときめき」に繋がります。
「最近の趣味は?」と聞かれたら
「読書です」と答えられるくらい
人生の中で本を読んでいます。
もちろん、自分を高めるため。
はい、嘘です。(汗)
お金を稼ぐための方法を探しています。
と言っても、読書をしているのは本当。
気になった本は購入して読んでます。
そのため、部屋の片付けをする必要を
感じたので本書を手に取りました。
どこかで聞いた言葉に
人はなにか1つのことに気狂いに
ならなければ、とうてい
人並み以上にはなれない。
そう聞いたことがあります。
ある意味、こんまりさんも
そんな感じ。(笑)
人生を片付けに費やした人の言葉は
とても心にしみるので行動できます。