「経営者が欲しい、本当の人材
就職、転職に役立つ成功の法則」
なんて本を買ってしまった。
もちろん企業のつまらん「都合」に
合わせるつもりはない。
しかし今はどんなに吠えても現状は
しがないサラリーマン。
会社で働くのであれば「経営者」が
どんな風に考えているのか気になる。
副題の「就職、転職に役立つ成功の法則」
も気になったので本を購入。
そんな興味本位の感覚で読んでみると
この本に書かれているのはイチ会社員に
対して書いているわけではない。
この本の内容は先々独立して「起業」を
考えている人にとっても中身のある内容。
「起業」してからも必要な習慣や
心構えが書いてある。
決して待遇の良い会社に移るための
ノウハウ本ではなかった。
ちょとでも効率よく楽に給料を上げたり
簡単な方法を見つけようと思っている人は
期待に応えてはくれないでしょう。
「経営者が欲しい、本当の人材」の著者は
「株式会社カトープレジャーグループ」の
代表取締役兼CEO「加藤友康」。
さすが苦労しただけあって
言葉の一つ一つに重みがあります。
生業を見つけることが「自分探し」。
自分自身の今の職業は一応
働きたかった業種で働いてはいます。
ある意味「生業」を見つけているのかも。
しかしもうちょっと楽しく生活したい。
お金も欲しい。
そのためにもうちょっとがんばる。
そこで本書にそのヒントを求める。
責任は「取る」のではなく「果たす」もの
・・・なるほど。
起きてしまったことから逃げずに、
最期まで責務を果たす。
それが信頼につながると。
なかなか重い言葉ですが当然ですね。
夢と現実のバランス感覚を磨く
夢を追いかけるならそれを現実にする
「ビジョン」が必要ということ。
夢を諦めて現実主義だけでもいけないし
現実を無視して夢を追いかけてるだけでは
いけないということ。
今の現状での夢は場所に縛られない生活で
生活ができるようになること。
現実と向き合って考えると現状の生活は
維持したまま夢への努力をする。
そんなところでしょうか。
仕事を楽しくするコツは「先まわり」すること。
この本の中で一番重要だと感じたところ。
誰もが言われてする仕事は
「おもしろくない」
遊び事でも命令されてするのはイヤです。
率先してやってみて上手くいって
「どや顔」するのも楽しいかもしれない。
仕事は「楽しんでやってナンボ」。
僕の信念です。
職業選びこそ、誰もやりたがらない分野を
う~ん、これは心当たりがありますが
なかなか飛び込みにくい。
実際収入になるかどうか考えると厳しい。
社会に必要なのは分かっていますが
こういう判断の基準は何だろ?
ここは自分の今後の課題かも。
時代の半歩先を行くスピードを維持せよ
この感覚は大事ですね。
先を行きすぎてもダメで、遅すぎてもNG。
常にアンテナを張って行動。
しかしこれを続けるのはどうだろう。
やっぱり楽しんでしないと続かないなあ。
仕事を楽しめるように工夫しよう。
書いていて自分の探しているモノが
少し見えてきた感じがする。
そう思わせてくれる著書は良書の部類に
入るかと思われます。