起業するって大それた事をしているのに
しょぼいってなに?
会社を辞めても働くためには
起業しかないと思っている。
そのためにはいくつかのハードルを
越えていかなければと思っている。
ブログ執筆もその一つ。
楽しみながら記事を書いてるとはいえ
決して楽な作業ではない。
たぶん起業って楽じゃないよなあ。
そう思っている自分にはしょぼい起業の
言葉が考えられない。
起業を考えている人は大なり小なり
同じことを思っているのではないか?
そんな表題が気になると中身も気になる。
本書には起業するときに引っ掛かる
キーワードがたくさんある。
- 組織で働くのが無理なら起業しよう
- 「しょぼい起業」は不況に強く、つぶれにくい
- 「店を開くには大金がかかる」は大ウソ
- 準備資金がゼロでも大丈夫
- 現金だけが儲けではない
世間のほとんどは会社勤めしている。
組織で働く=サラリーマン
本書で落伍者のレッテルについて
サラリーマン生活がしんどい=落伍者
上記の式は成り立たないと言ってる。
サラリーマンが嫌になったら
辞めてしまえばいい。
などと過激なことが書かれています。
会社で過労死するくらいなら辞めろ!
会社を辞めても生きていける!
そう言ってるだけで、なんでもかんでも
会社を辞めることを推奨している訳では
ないので誤解のないように。
確かに日本にいたら
そうは飢え死にしない。
ここがサラリーマンを辞めても
なんとか生きて行ける執筆者の根拠。
確かに、生活保護費を受けたその日に
タバコやパチンコで受給費を使っても
なんとか食べていける。
会社を辞めてもすぐには死なない。
そんな考えがスタートにあります。
この辺の考えは家族を持っている人には
厳しいかもしれません。
しかし、本書での考え方は学ぶべきものが
たくさんあります。
いつもやっている行為を資本化する。
定期券を使って毎日通勤している人は
何か品物を持って移動することで輸送料が
タダになる。
この日常をお金に換える発想が
しょぼい起業の考え方。
自分が食べるために作った野菜や果物。
余った物を販売。
最初から無理をせずにちょっとずつ
収入につなげていく。
なるほど、これくらいショボければ
自分でもできそう。
自分が住んでいる家を解放して稼ぐ。
普段乗っていない車を有料で貸すなど。
身の回りで必要とされるものを
自分ができる範囲でやっていく。
本書を本でいくとビジネスアイデアが
浮かんできます。
あとは「どう行動していくか」
初めの方で「日常を資本化する」と
書きましたが本書ではかならずしも
「儲け=現金」ではない。
何かをしたときに
コストがかからなかった=利益が生まれた
上記のように考えることが大事。
根本は生きていけたら良い。
楽しければ良い。
その上で利益が出たら良いという考え。
これはかなり同意できる部分。
他にも「しょぼい」と名のついた
目からウロコの考え方が書かれている。
みなさんも日常を利益にしてみませんか?