鞍馬口に不思議な玄関がある家があり
以前から気にはなってたので行ってみた。
地下鉄鞍馬口駅の二番出口。
右側に行くと「鞍楽ハウディ店」
目の前が鞍馬口通りなので右折。
鞍馬口通りを右折。
ちなみに真っ直ぐ行くと以前紹介した
「近衛家別邸 御花畑御屋敷跡」
「近衛家別邸 御花畑御屋敷跡」に石碑が出来ました。新たな京都観光スポットがリアルに増えて歴史好きは是非行かないと。
鞍馬口通りを右折してから真っ直ぐ行き
この道で左折。
しばらく歩くと右手に目的地の屋敷。
新村出記念館
ひっそりとした場所にあります。
石碑に「新村出博士旧宅」の文字が。
開室日は月・金曜日のみ。
開室時間もそんなに長くなく
- 午前10:00~12:00
- 午後 1:00~4:00
インターフォンを鳴らして受け付けて
くれるかどうか聞くとOKとの返事。
表の門をくぐる。
奥の表札に重山文庫と書いてます。
扉を開けて中に入ると案内人がいて
受付で名前と住所を書かされます。
玄関横に注意事項が書かれています。
色々と重要な品物が展示されているので
おいそれと写真は撮ってはいけない。
案内されるまま奥の部屋に通されると
リビング京都で紹介されていた部屋。
案内してくれた「新村さん」も一緒に
写っています。
こちらは学生が一度はお世話になった
「広辞苑」の作者
「新村出(しんむら いずる)」宅。
たくさんの「広辞苑」が並んでいるのは
改訂版が出るたびに送られてくるから。
こちらで辞書を作る工程の大変さを
教えていただきました。
今みたいに機械が無い時代からの作業は
気の遠くなるような大変な作業でした。
そんな苦労をして作った辞書も時代と共に
変わっていくので改訂していくもの。
この写真に写っている辞書は改訂する部分
に挟んでいる付箋ですがものすごい多数。
改訂するための編集作業の大変さを
痛感させてくれるものです。
お願いして写真を撮らせてもらいました。
同席された方はローカルな自分の地域だけ
だと思っていたものが、かなり古くから
「広辞苑」に載っていて感動してました。
昔の出版社は「博文館」だったそう。
かなり古い時代からの事から説明して
いただいて歴史を教えてもらいました。
入場の際にもらったパンフレット。
新村出博士について書かれています。
ちなみに建物も歴史上有名な
「木戸 孝允」の邸宅。
ひっそりとしたところにある家が
実はすごいモノをもっていたりして。
そんなところが京都らしい。
少しでも興味を持たれた人はどうぞ。
国語の先生や学生さんなど向けかな?
新村出記念館
住所
京都府京都市北区小山中溝町19−1
開室日 月曜日・金曜日
開室時間
- 午前10:00~12:00
- 午後 1:00~4:00