木枯らし一号でキャンプを中止して撤退した話。遭難するかと思った。

木枯らし一号がやってきた。
https://weathernews.jp/s/topics/202211/140065/

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木枯らし一号って、なんとなく

言葉としてはカワイイ感じ。

 

しかし、キャンプする者にとっては

暴風雨で死活問題。

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0fjd125gk87によるPixabayからの画像

 

遭難するかと思った。

いや、上記の画像は大げさだが。

 

今回はキャンプをするにあたって

風の怖さを認識したので報告。

 

ちなみに木枯らし一号を知ったのは

翌日の事であり、当時は風が強いと

いう認識しかなかった。

 

昼間は雨が降り始めるも

風はほとんどなく比較的穏やか。

 

食料を購入してキャンプ場に到着。

時間は4時を回ったところ。

 

天気が落ち着いていて、

タープやテントの設置もスムーズ。

 

薪に火をつける時になってから

急に雨と風が出てきた。

 

タープの下に避難するも風があり

雨が横殴りになって薪が濡れる。

 

火付けを断念しテント内に避難。

 

これからどうするか考えていると

何やらテントが歪む。

 

外に出てみるとタープのポールが

テントに倒れ掛かっている。

 

タープ用のペグは風が強くなっても

耐えられる長さのを購入していた。

 

ペグを地面に打ち込む深さも

結構深く挿したつもりでいた。

 

ちなみにペグは30cmのしっかりした

長さのものを打ち込んだ。

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しかし、地面が雨で緩んでるようで

ペグがすっかり抜けてしまってた。

 

小雨と強風の中、もう一度ペグを

打ち直し態勢を整える。

 

修正時のタープはまるで応援団の

団旗のようにはためいてた。

 

しっかりポールを持っていないと

飛ばされると感じるほど。

 

いや、実際は無我夢中で必死なので

考える余裕もなかったが。

 

何とか修正してテント内へ。

 

するとスグに周りの雰囲気が変わり

風を強く感じるようになった。

 

先程抜けたペグとは別のペグが

抜けて転がっていた。

 

ポール部分には影響がなかったが

ポールの一部を外して低くした。

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ポールを低くした理由は

少しでも風の抵抗を減らすため。

 

もちろん抜けたペグを地面に打込み

なおして低くなってたわんだロープを修正。

 

テント内へ戻り天気予報を確認。

どうやら明朝までこの風は続かも。

 

気軽なキャンプに来ているので

サバイバルは避けたいところ。

 

一晩中、臨戦態勢では疲れるし

楽しみにしていた夕食をとることも

困難になってしまった。

 

テントの中で火を使うのも危険。

 

用意した晩飯の食材はすべて

火を通したりと調理が必要。

 

焚き火と食事の両方が出来ないなら

キャンプ場に来た意味がない。

 

撤収を決めた。

 

まだキャンプ場をチェックアウト

できる時間帯だった事なども

キャンプ中止を決断できた理由。

 

雨は少し小雨になったとはいえ

強風と雨の中での撤収作業は

困難を極めた。

 

ペグやロープの数を確認しながら

濡れたテントやタープを車の中に

押し込んだのが一番の修羅場。

 

何とかキャンプ道具を片付けて

チェックアウトするために建物に

入ってみると外とは別世界。

 

河鹿荘

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建物に近づく時に雨風と暗闇で

足元が見えず水路にハマりそうに

なったとは思えないほどの静寂。

 

フロア中にゆったりとした時間が

流れていた。

 

3匹の子豚の童話を思い出した。

 

あまりにもテントと建物の違いを

感じるには充分だった。

 

温かい部屋で寝られる有り難さを

感じられただけでも来て良かった。

 

今回のキャンプで言いたいことは

天気を含めてしっかり計画を立てて

キャンプに望むべし!

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