「適塾」てご存じですかね?
適塾
適塾(てきじゅく)は、蘭学者・医者として知られる緒方洪庵が江戸時代後期に大坂・船場に開いた蘭学の私塾。正式には適々斎塾(てきてきさいじゅく)という。また、適々塾とも称される。緒方洪庵の号である「適々斎」が名の由来である。幕末から明治維新にかけて活躍した人材を多く輩出し、現在の大阪大学医学部及び慶應義塾大学の源流の1つとされている。
Wikiより
この辺りは薬の会社、つまり製薬会社が
多い場所でもあります。
- 田辺三菱製薬資料館
- 塩野義製薬本社展示コーナー
- 和光純薬工業など
それはこの適塾の存在、もっといえば
「緒方洪庵」の存在が大きかった。
そう思われます。
なんせたくさんの優秀な人材を輩出し
あの「福沢諭吉」も門下生になります。
そんな適塾を見学してきました。
史跡といわれ重要文化財のようです。
立派な建物。
立派な石碑もあります。
中に入るとすぐに適塾内の案内図発見。
奥行きがあり結構広そう。
京都の建物の構造に似ています。
どうやら期間限定で「八重のてがみ」を
展示しているみたい。
受付に行って撮影のことについて
聞いてみました。
受付の人に聞くと建物内の展示物の写真は
撮影禁止とのこと。
展示物さえ撮影しなければ建物の写真は
許されるとのこと。
展示物は資料や銅像などがいけません。
残念ですが仕方ありません。
受付には古くて懐かしい
下駄符だを使った木製のロッカー。
さわやかな風が吹き抜けていきます。
畳も歩きやすく居心地がよい。
そう言えば家の中も畳がほとんど無いので
体に与える畳の効用を実感しつつ見学。
参観券
パンフレット
どちらも受付でいただきました。
書斎にて
住宅住まいだったので火鉢に憧れました。
きれいな庭が見られる居間かな?
2階にも多数の展示物。
刀傷の付いている柱を見る事ができます。
2階から見るキレイな庭。
ビルに囲まれた空間の中に情緒あふれる
建物があるこの落差にしびれます。
2階から見ると建物の外側も公園が
見えるので帰りに寄ってみました。
なんと、建物の横にある公園に
緒方洪庵の銅像がありました。
見落とすところでした。
あぶないあぶない。
建物内がほとんど撮影禁止だったので
残念でしたが歴史的な価値がある資料を
たくさん見られて勉強になりました。
期間限定で「八重のてがみ」を展示して
いたからか、八重さんの資料の方が洪庵
よりも多く感じました。
期間が変わってから来るのも良いかも。
適塾
住所
大阪府大阪市中央区北浜3丁目3−3番8号
営業時間 10時~16時
定休日 月曜日。祝日の翌日
月曜祝日開館、祝日の翌日休(土日祝開館)、年末年始
料金
- 一般 260円
- 学生 140円