桂離宮へ行って見たものは日本の誇るすばらしい庭園風景。世界に誇る建築美と庭師の仕事を感じられます。

桂離宮に行ってきました。

阪急桂駅から歩いて13分と出ています。

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地図の通り歩いて行くと・・・鉄の扉が。

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夜に来たら怖いですよね。

バイオハザードの扉みたい。(恐)

 

鉄の扉に入り口までの地図があります。

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塀にそって歩いて行くと駐車場に到着。

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この駐車場は無料なのでありがたい。

 

振り向けば桂離宮内の入り口方面。

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ドローン禁止の看板ができています。

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以前に来た時には無かったような。

 

突き当たりの申し込み場所案内と入り口。

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左が当日受付で右が入り口。

 

インターネットで申し込んでいたので

右側の入り口へいきました。

 

申し込みに関してはネットで申し込み。

以下に申し込みした時の記事。

参観できた桂離宮の申し込みについて。ネットでの申し込み方法を書いてみた。当日に申し込みする人はヒマと時間のある人でないと厳しい。

 

入り口風景。

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こちらで許可証を提示します。

 

普通は守衛さんが立っています。

写真を撮る時に避けてくれました。

 

観覧の申し込みができると送られてきた

メールから許可証を印刷できます。

 

印刷できなくても送られてきたメールが

提示できればOK。

 

その際、許可番号と自分の名前が見られる

ように受付の人に提示しないといけない。

 

受付の人といっても守衛さんですが。

ここの守衛さんは宮内庁直属の警察?

 

集合場所の建物へ案内してもらう。

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中に入ると案内時間まで待機するフロアと

たくさんの展示物があります。

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入り口方向。

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時間まで右のビデオが上映されてます。

 

他にも桂離宮やそれ以外での宮内庁関連で

見学できる施設の紹介書類などがあります。

 

パンフレットもあります。

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パンフレットをみて参観した方が

桂離宮を深く楽しめます。

 

見学する直前に案内係の人からの

見学での注意点の説明がありました。

 

説明が終わるといざ出発。

 

案内人に付いていって塀を潜ると

ドアを閉められて出られなくなった。

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リアルに閉じ込められるなんて事を

経験してちょっと焦った。(汗)

 

桂離宮はお客様を接待するための工夫が

随所に散りばめられています。

 

向こう側の風景が見えないように

自然な木で視界を塞いでいます。

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橋の段差が低くて足の悪い人でも

歩きやすくなっています。

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階段に砂利を敷き詰めているのも

めずらしい。

 

橋の両脇には苔を生やしています。

 

少し見晴らしの良い場所にでました。

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御幸門(みゆきもん)

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門を潜って向こう側

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奥行きを出すために遠近法を使って

手前と奥とで道の幅が違う。

 

道の途中にある石塔が小さく低い。

足元を照らすためだそう。

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手前には手水鉢。

 

外腰掛の前にある植物も目隠し。

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外腰掛(そとこしかけ)

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トイレも付いていますがほぼ飾り。

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石にもいろんなモノがあり見る目を

楽しませてくれる。

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遠くに見えるのは松琴亭。

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手前に見えるのは州浜。

 

天の橋立(あまのはしだて)

 

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切り出した木の幹に松の枝を刺して

何とも風流ではありませんか。

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松琴亭(しょうきんてい)

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小さい入り口は茶室の入り口と同じ。

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松琴亭には複数のかまどがあります。

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実際に使用している風景を考えると贅沢。

 

さらに先へ進みます。

 

苔が生えた立派な橋と池に映っている姿の

対比がおもしろい。

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こちらの石塔は屋根に苔を持ってます。

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目に優しい緑の風景。

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賞花亭(しょうかてい)

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ここにもカマドがあります。

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敷地内で一番高いところにあり、見下ろす

風景が一番キレイなところ。

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近づくまで建物も大きな木で隠しているの

かなと思わせます。

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園林堂(おんりんどう)

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桂離宮の中では異質の建物。

 

笑意軒(しょういけん)

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奥には畑があるが観賞用らしい。

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手前の石の部分は船着き場。

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池に船を浮かべて月を見ていたりして

なんとも風流な世界。

 

木の根元に草を生やしているのも

庭師の仕事なんでしょう。

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向かって左が新御殿(しんごてん)で右が

中書院(ちゅうしょいん)

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古書院(こしょいん)

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右手に突き出た台座が月見台。

 

月見台については帰ってパンフレットを

見てから気がついた。(汗)

 

こちらから見える池の風景もまた格別。

 

月波楼(げっぱろう)

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こちらにもカマドがあります。

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月波楼からは二つの窓からそれぞれ

山と海(池)の風景が見えます。

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御興寄(おこしよせ)

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こちらも奥行きを与えるために柱の間隔が

違って奥に行くほど間隔が広い。

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真ん中に柱をもってきて撮影すると

右側の柱は写りますが左の柱が見えない。

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高級料理店などでは爪楊枝としても

使われているらしい。

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いや~、それにしても見応えのある風景。

 

桂離宮を見学した人達が絶賛するのも

分かる様な気がします。

 

すばらしい風景でこれぞ「日本庭園」

 

世界から建築の勉強に来たりするのも

なっとくの造りです。

 

数寄屋造り(すきやづくり)など

茶室に関係した建築様式が目を引く。

 

見学には案内人の他に警備の方も一緒に

回るのですが楽しく解説もしてくれたので

とてもありがたかったです。感謝。

 

その方によると、夜に池に写った月が

とてもキレイとの事。

 

夜の見学はしていない事を確認すると

「警備する者の特権です。(笑)」

と茶目っ気たっぷりに答えてくれました。

 

季節によっても風景が変わるので

春夏秋冬の四季それぞれ楽しめるとの事。

 

紅葉の時期などもありますしね。

 

参観時間はきっかり1時間。

長かったような短かったような。

 

それぞれの季節でまた来たいと思います。

 

桂離宮

住所

京都府京都市西京区桂御園

 

以下のホームページより申し込み

HP http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html

駐車場 あり(無料)

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