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「努力しない生き方」は手を抜く事ではなく「工夫」して生きていく事。それがわからなければ、無駄な努力をしてしまいます。

「努力しない生き方」

 doryokusinaiikikata

 

若い時は「パチンコ」「麻雀」

遊びの代表としてセットでついてきた。

 

そんな人間だから「桜井章一」の名は

よく知っています。

 

麻雀マンガ「雀鬼」などで一世を風靡。

20年間無敗の麻雀打ち「雀鬼」。

 

「Vシネマ」などでも見た人はいると

思います。

 

「桜井章一」さん本人の代わりに主演を

勤めたのが「清水健太郎」。

 

そう、あの俳優さんです。

 

話がそれましたが、その業界では

知る人ぞ知るって感じです。

 

そんな人なのでさぞ力を入れて生きて

来たのかと思わされます。

 

しかし本書では「努力」と言うものを

どちらかと言うと「否定」しています。

 

これだけ聞くとどれだけ「天才」?

と考えたくもなりますが。

 

しかし「桜井章一」さんは「自然体」に

こだわっている人と思う。

 

それでも現役時代はさぞ根性や努力を

したんだろうと思われるのだが、本人は

それを否定しています。

 

本書では「努力」は「力み」として

あまり良いようには書いていません。

 

じゃあどうなんだと思って読んでみた。

  • 第一章「努力しない」から、いい結果になる
  • 第二章「何もない」から、満たされる
  • 第三章「求めない」から、上手くいく
  • 第四章「つくらない」から、いいものが生まれる
  • 第五章「計算しない」から、負けない

以上の中からいくらか抜粋してみる。

 

壁は乗り越えない

壁となっている問題をとりあえず丸ごと受け入れる

 

なるほど、何でもすぐに壁を乗り越え

ようとすると疲弊してしまう。

 

乗り越えられる壁だと良いけど

乗り越えられない壁だと行き詰まる。

 

「勝つ」ことを求めない

「負けない気持ち」でやる。

 

「勝つ」は人の欲望なので際限がない

 

「負けない」は本能に近いので必要以上

に相手を攻撃しない

 

知識は思考の道具であり材料であるが、

その道具や材料が多過ぎると、思考の

作業にムダが増え、生き方がブレる。

 

「愛さない」

愛は本来不純なものである

これはなかなか「目からウロコ」

 

「愛」が強いと相手に求めてばかりに

なってしまいますからね。

 

「裏のない人間」にならない

表だけで生きるとおかしくなる

その通りですね。

 

誰でも表と裏の人格があるのでしまって

どちらかを押さえつけると人格が歪んで

いろいろと溜め込んでしまいます。

 

「尊敬しない」

尊敬は学びの機会を奪う

これも「目からウロコ」ですね。

 

やみくもに尊敬してしまうと本質が

見えなくなってしまうと言う事ですね。

 

「貫かない」 

多様性を生きるとキャパも広がる

常に一つのことだけを追いかけない。

 

なん兎でも追いかけて「ながら」感覚

いろいろ行動する。

 

「エネルギーを抑えない」

出せば出すほど湧いてくる。

 

「集中しない」

集中は丸く広げていく

 

一つだけにとらわれず「いろいろ」と

しながら集中を広げていく。

 

すべてを理解するのは難しいですが

かなり奥深いないようです。

 

冒頭の題名「努力しない生き方」

決して「楽」をすることではない

 

「工夫」していくことのようです。

 

「努力」をせずに「工夫」する。

これ「金言」です。
       

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