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シマノ自転車博物館は世界規模で自転車の歴史と未来を味わえる。自転車好きにはたまらない堺市の目玉スポット。

シマノ自転車博物館

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以前、鉄砲町へ行きました。

鉄砲の町堺を知りたかったら三館からなる堺市立町家資料館へ行くべし!できれば三館ともそれぞれに見る価値あり!

 

シマノ自転車博物館を見かけたので気にはなっていた。

今回、マラソンの下見で大泉緑地公園へ行ったが、それほど遠くないので寄り道。

 

ガラス張りの建物の中には外からレトロな自転車らしきモノが見える。

それだけでテンションがあがる。

 

トライシクル(1886年)イギリス

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向かいに見える有料駐車場を利用。

 

以前は大仙公園内に自転車博物館サイクルセンターとして開館。

リニューアル後、現在の場所へ移転して「シマノ自転車博物館」として生まれ変わった。

 

受付は、どこか企業の受付を思わせるほどの透明感のあるキレイさ。

少し気後れしながら入場チケットを購入。

 

入場チケットにあるQRコードで入退場するので、無くさないようにしないといけない。

ゲートを通って2階のホワイトキューブエリアAゾーンへ行くとタイムスリップした感覚に襲われる。

 

自転車誕生から現代までの動画が映画さながらに広いフロアで見る事ができる。

上映が終わってフロアが明るくなると、動画でみた歴史上の自転車が前と後ろに現れる。

 

尊いリアルな自転車は1台1台貴重なもの。

そして、それらを時系列で並べてくれているので、自転車の進化がわかる。

 

これ、1台1台で記事が書ける。

ここでは触りだけ紹介しようと思う。

 

ドライジーネ(1817年

自転車の始祖と呼ばれる。

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187年前にドイツのドライス伯爵が発明したそう。

始祖なんて大げさな書き方でまるでドラキュラ伯爵。(笑)

 

このころの自転車は現代の幼子が使っている、またがって足で地面を蹴って進むタイプ

この頃にはペダルという概念が無かったがその分転ぶリスクはほとんど無かったでしょうね。

 

ホビーホース(1819年)

若者の間で大流行。

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ベロシペード(1861年)

足が地面から離れた。

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ペダルをこいで走るので、足で蹴って走るよりカッコいい?

 

オーディナリー(1870年)

より速く走るために前輪が巨大化。

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カンガルー(1887年)

ギヤが装着され前輪が小さくなった。

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四輪自転車(1880年)

自動車の基礎技術を発明。

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セーフティー自転車(1885年)

セーフティー自転車への進化。

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他にも多数の歴史的価値のある自転車が展示されている。

 

BゾーンとCゾーンは近代的な自転車について触れられている。

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木を基調とした自転車

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クラシックでカッコいい!

 

 

世界一周した時の自転車

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自転車のチューブが複数あるのが当時の道が過酷であったのがリアルに伝わる。

フレームやハンドルの太さが頑丈さを求めていたのだろう。

 

世界最高記録自転車

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フロントギアが大きく、リアのギアが小さいのが特徴。

漕ぎ出しは全無視の最高速にこだわった自転車。

 

自転車ギャラリー

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カッコいい自転車が勢揃い。

ちょっと違う目線での自転車たち。

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皇太子殿下御成婚献上車

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菊花紋章入り。いわゆる菊の御紋がデザインされている。

 

悪天候でも快適に走れる自転車

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電動アシスト自転車らしいが、日本で走れるのだろうか?

 

足の不自由な人用のロードレース用ハンドバイク。

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足で漕ぐ自転車を手で回すのは大変そう。(汗)

 

人力で走る世界最高記録自転車。

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先ほど紹介した自転車は車の後に付いて記録したもの。

それに比べてこの自転車は単独で世界記録樹立。

 

こちらは特別展示室

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日本でも、江戸時代に船の形を基にした乗り物があった。

「陸船車」と呼ばれ日本人の発想力と技術力を持っていた。

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ここでは、そんな「陸船車」を文書を元に復元されています。

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他にも自転車の部品の歴史展示や貴重な書籍や情報にも触れられて見どころ満載。

 

堺に来るのならオススメスポット。

自転車好きの聖地と言っても良いレベル。

 

シマノ自転車博物館

住所:大阪府堺市堺区南向陽町2丁2−1

開館時間:午前10:00~午後4:30(入館は午後4:00 まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は火曜日)、年末年始

入場料:一般 500円、高校生、大学生 500円、中学生以下無料

駐車場:無し。(向かい側に有料駐車場)

TEL:072-221-3196

HP:https://www.bikemuse.jp/

 

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