お出かけ」カテゴリーアーカイブ

古式鍛錬公開実演で小刀を作るのをリアルで見ることができる三木市立金物資料館入口横は刀鍛冶の聖地かも。(笑)

古式鍛錬公開実演

kosikitanrenkoukaijituen (1)

先日、三木市立金物資料館にお邪魔しました。

三木市立金物資料館は金物の町三木で出会える貴重な展示物とたくさん出会える。三木城跡もあり歴史的にも価値あるものがたくさんある。

 

その際に、資料館入口横に何やら変わった建物を見つけた。

どうやら、毎月の第1日曜に金物を鍛える古式鍛錬を実演しているという。

https://www.city.miki.lg.jp/soshiki/31/2942.html

 

あの熱した鉄をトンテンカンと叩いて刀を作ったりするアレです。

ぜひ実演を見たいということで、先月来たところなのに今月も速攻でお邪魔したました。(笑)

 

到着すると、高齢の男性が古式鍛錬について説明してくれました。

たぶん関係者だとは思いますが、一般ギャラリーかも。(笑)

 

鍛錬していく過程の見本。

kosikitanrenkoukaijituen (5)

男性の話によると

第一部が終わって作業者は休憩中とのこと。

先程までは団体で見学者が多かったそう。

 

鉄の棒はカマドに突っ込んでいて、上には水の入った鍋が乗っている。

 

昔は、鍋の水をお風呂のお湯として利用していて手伝わされた。

などなど、先程の男性に有益な情報を教えていただいた。

 

到着したのは11時20分くらいで遅かったが、見学するにはちょうど良かった。

現場は和気あいあいをした空気が漂ってて、想像していた雰囲気と違う。

kosikitanrenkoukaijituen (2)

刀を叩く場所は空気が張り詰めていて、凛とした空気が漂っていると勝手に思っていた。(笑)

 

休憩が終わり火入れが始まっても、それほどの緊張感はない。

たんたんと仕事が始まった感じ。

 

カマドに炭を放り込んで鉄を熱す。

隣りにあるフイゴで空気を送り込んで火の温度を上げている。

kosikitanrenkoukaijituen (6)

奥がフイゴで手前に鍋が乗っているかまど。

kosikitanrenkoukaijituen (36)

テレビでよく見る打ち合い。

kosikitanrenkoukaijituen (1-1)

交互に金属をたたくさまは、餅つきのようでもある。

小槌で叩きながら形を整える。

地金の上に刃物鋼を乗せている。

kosikitanrenkoukaijituen (17)

熱で溶けたところを叩く!

kosikitanrenkoukaijituen (22)

地金と刃物鋼の合わさったところを折り分ける。

kosikitanrenkoukaijituen (1-2)

金属をつまんでいるのはヤットコですかね?間違ってたらすいません。

 

この間、堺の鉄砲鍛冶屋敷で教わった。

鉄砲の町堺を知りたかったら三館からなる堺市立町家資料館へ行くべし!できれば三館ともそれぞれに見る価値あり!

 

切り分けたものをさらに熱して叩きます。

この辺になると小刀の形に見える。

kosikitanrenkoukaijituen (1-3)

実演はここまで。

 

貴重な体験をさせてもらいました。

関係者の皆様はお疲れ様でした。

kosikitanrenkoukaijituen (37)

祭事の時も見学したい。

 

三木市立金物資料館

住所:兵庫県三木市上の丸町5−43

開館時間:午前10時~午後5時

休館日:

  • 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館します)
  • 祝日の翌日(祝日の翌日が土曜日、日曜日の場合は開館します)
  • 年末年始(12月28日から翌年1月4日まで)

入場料:無料

駐車場:あり

TEL:0794‐83-1780

HP:https://www.city.miki.lg.jp/soshiki/31/2943.html

 

三木を代表する施設、NESTA RESORT KOBE

スポンサードリンク