重病人の自覚もないまま言われるままに入院初日を迎えた。自分の視界が一気に天井しか見ることができなくなった。

前回の続き

ケガをして病院に緊急連絡連絡するまでは、長い道のりを我慢と忍耐でバスや電車に乗り継いで家に帰ることになりました。

 

救急で受け入れてくれたのは、

自宅から徒歩圏内の病院でした。

 

しかし、腰の痛みがあまりに酷く自分自身では

ほとんど動けなかったのでタクシー呼びました。

 

タクシーが来るまでバランスボールに抱きつき

極力動かない体勢を維持。

 

子どもたちはその姿を見て笑ってるだけ。

湿布を持ってくることもしてくれない。(泣)

 

見かねた奥さんが湿布を貼って

救急コールしてくれました。

 

自宅には車はあるのですが、運転できる

家族の者は、お酒を飲んでいたので

残念ながら車で送ってもらえなかった。

 

やっとタクシーが来るも、乗り込むまでが

大変で、なんせ屈むことができない。

 

自分の体の大きさが仇となる。

結局は何とか車に乗り込めましたが。

 

病院に到着したら、クッションの効いた

車イスを用意してくれていて

とてもありがたかったです。

 

対応もすぐしていただきましたし。

 

レントゲン、CT撮って即入院。

 

最初に出迎えてくれた看護師さんと

和気あいあいと喋っていたのですが

検査結果を見て厳しい顔に豹変。

 

絶対安静と言い渡された。

診断された病名は腰椎骨折。

 

ショックでした。別に腰も打ってないのに。

 

どこも体を打ち付けることもなく

体操選手のように、両足でしっかり着地。

 

・・・したんですけどね。(泣)

 

さっきまで車椅子だったのですが

ストレッチャーへ移動。

 

さらに詳しく骨盤骨折などがないか

レントゲンなどで確認。

 

骨盤骨折があるのなら

大量出血の可能性があるから。

 

検査台に乗る時も数人で僕一人を

ずらしながら移動させてくれた。

 

この頃から見える風景は

天井ばっかりになったような気がする。

 

なにか重病人の実感もないまま

病棟のベッドへ移動して入院完了。

 

コルセット巻いて、腰を捻らないように安静。

もちろん座ることは許されません!

 

血栓防止のためにフットポンプという機械を

両足に取り付けられました。

 

そんなこんなで、おしっこはシビン、

うんちは・・・。

 

なんやかんやで精神的にショックですが、

そんな事より腰が痛い!

 

レントゲンの結果骨盤骨折は

今の所大丈夫そう

 

しかし、経過観察が必要。

 

入院前に、痛み止の座薬をいれてて

痛みはマシなはずですが、

 

やはり痛いものは痛い。

痛くない体勢を探しながらの就寝でした。

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