3月のライオンが発売されました。
ファンの女の子の紹介で
読み始めた本ですが人気ですね。
う~ん、けっして楽しいお話ではなく
むしろ「くら~い」話なんですがね。
それでも引き込まれるのは
それぞれのマンガのキャラが
それこそ命をかけて生きているから。
僕はそう感じています。
未来をめざす若者や、今を必死に生きる
中年~老人までを見事に描いています。
誰がとかではなく、それぞれのキャラが
常に何かに悩んで生きていっている。
「三月のライオン」の読者が
悩んでいる自分の事を、それぞれの
キャラに投影しているのかな?
個性豊かなキャラ達の中で
個人的には「二階堂春信」が良いです。
実在した人物「村山聖」さんが
モデルと言われていますね。
短かった寿命の中で病気と闘いながら
一生懸命将棋に人生を欠けた人物。
ネフローゼの影響であろう
ふっくらした顔も似せていますね。
あ、もう独りのくたびれたおじさんの
「島田 開」さんも良いです。
おじさんの星ですからね。(笑)
いい年したおっさんでも、好きなモノ
「将棋」に情熱を傾ける姿なんて
「カッコイイ!」じゃありませんか?
おっさんの自分と年齢的に似ている境遇で
キャラクターに入り込みやすいですしね。
自分にも一生懸命に情熱をかけられる
「モノ」がほしいと読んでいるような。
もちろん日々生きている事に感謝は
していますが、何かに情熱を傾けたい!
そんなヒントになる「マンガ」かも。
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