1分間孫子の兵法は、戦いの教科書とまで言われている長編のエッセンスを抽出した良書。これなら時間の無いサラリーマンでも読めて社会で戦えます。

孫子の兵法といえば

誰もが知っている。

 

中身を知らなくても孫氏の兵法は有名。

 

中国大陸での戦国時代をへて

「戦争とはなにか」を問うてきた孫子。

 

戦いのための書をかきながらも

戦わずして勝つ事を問うた孫子。

 

そんな孫子の思想と戦略、知恵と技術の

詰まった兵法書。

 

戦争に勝つためには、多方面の方向から

戦いに勝つための最善手を探す。

 

しかも、ただ勝てば良いものでもない

ということを理解してます。

 

相手に勝つためには、自分の方にすべき

事がたくさんあることについて言及。

 

理想論でなく、具体的に実際にはどう

動けばよいかも書かれています。

 

あまりに密度が濃く内容が深いので

本当の孫子の兵法はかなりの長編。

 

ぐうたらな自分にはハードルが高い。

 

そう思っていると1分間本シリーズを

目にしました。

 

1分間孫子の兵法 差がつくビジネス教養2 (1分間名著シリーズ)

1funkannosonsinoheihou

 

孫子の兵法を短く編集されて

エッセンスだけを抽出されています。

 

こんな有名な本なのに読むのは初めて。

 

そんな自分だから、いい年をして

今でもあがいているのかもしれない。(泣)

 

人生は戦い。

 

戦争だけではなく世間ではいろんな

戦いがある。

 

孫子の兵法はそんな人生を生きていく

指南書としても優秀で使える。

 

目次分けされている項目だけで

自分の目前にある問題に対処できそう。

 

目次

  1. 自己に勝てる者が相手を制する
  2. 一つの戦い方に依存しすぎるな
  3. 情報を握る者が人心を掌握する
  4. 敵を破壊せずに敵の利を奪え
  5. 部分適所より全体最適が正しい
  6. 感情を統率するのは合理性である
  7. すぐれた上司ほど部下を追い詰める
  8. できれば静かに生きられる道を選ぶ

目次にあるすべての項目が必要であり

具体的に内容を覗いてみたい。

 

現代社会に当てはめてみると

なかなか現場で働いている人には

辛い内容も入っています。

 

それって上司次第かも。

信頼関係ができれば仕事も楽しいかも。

 

もちろん、拘束時間と給料がみあっての

信頼関係ですが。

 

本書には本当に金言が多い。

 

現代社会ですと、

情報に百金を惜しむ者は

万財をやがて失う。

 

もちろんインターネットで情報収集を

することはできます。

 

しかし、真に価値のある情報を手に入れ

ようとすると難しい。

 

昔も今も、お金と手間がかかります。

情報の価値は今も昔も普遍。

 

すぐれた勝利はほめられず、

目立ちもしない。
 
これは寂しいですね。

なかなか評価はしてもらえませんね。

 

それを評価してくれる上司の元で

仕事をしたいものです。

 

逆に上司や先輩は、こんな風に

そつなく仕事をしている部下を

しっかり見てあげないといけません。

 

いろんな人の立場で見えるものが

変わってくる孫子の兵法。

 

仕事や人間関係に迷った時の

指南書としても優秀だと感じる。

 

やっぱり、昔から言われている良書は

若いうちから見ておくのが吉。

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