仕事をしていると壁にぶち当たって
行き詰まる事がたくさんあります。
そんな時に力になってくれるのは
自分自身が苦労して結果を残した
人の、ためになる重い言葉。
金言と言って良い。
いち技術者としてだけでなく、
会社の経営者として成功した人。
そんな人の金言が詰まった本。
その時その時で今の自分に必要な言葉が
1～5章の中から見つかるのでは？
- 苦境を越える言葉
- 発想を変える言葉
- 人を奮い立たせる言葉
- 成功をつかむ言葉
- 己を信じる言葉
別に各章に分けられてなくても
書かれている文章を読むだけで納得。
その言葉を発した人と肩書が書かれて
いるので、どんな人が言ったかが参考に
なります。
肩書が書かれていることによって
ちゃんと実績を上げている人かどうか
ハッキリと分かるようになってます。
実績を残した人の言葉でないと言葉に
重みがなくなります。
口だけなら誰でも言えますもんね。
しかし、本書の中で取り上げられている
人物は題名通り社長ばかり。
殆どが経営者です。
今の自分は経営者ではないので
この言葉を発した社長の真意までは
汲み取ることが難しい。
それでも今の自分の支えになります。
どんな言葉が書かれているか幾つか
ピックアップしてみます。
人はなにか一つのことに気狂いにならなければ、とうてい人並み以上にはなれない
御木本幸吉（ミキモト創業者）
目の前の仕事に集中せよ。
太陽光線も一点に集中しなければ
発火しないのだから
グラハム・ベル（AT&T創業者）
集中する事の大事さを説いています。
「できない」というのは、みんな頭の中で
思っているだけで、本当にそうなのかどうかは、
やってみないとわからない
中村俊郎（中村ブレイス）
僕は先が見えない生き方のほうがはるかに楽しい
栗原幹雄（フレッシュネスバーガー創業者）
同じものでも考え方ひとつ。
やる奴はやるように考えるし、
へこたれる奴はへこたれるほうへ
考えてしまう
松永安左ェ門(九州水力電気・東部電力創業者)
尻込みせずにやってみる事の大切さが
書かれています。
リスクを恐れて動けない自分に喝を
いれてくれる言葉。
これまで選択してきた結果が、今の私た
ちなのです
ジェフ・ベゾス（アマゾンドットコム創業者）
本当そうですよね。
現状に満足していない人にはグッときて
反省させられる言葉。
今の自分を振り替える事ができます。
血のしょんべんがでるほどどりょくしましたか？
松下幸之助（松下電器創業者）
意味は違いますが、学生の時のクラブの
顧問の先生も同じことを言ってました。
もっとも運動部だったので少し意味が
違いますが。(汗)
努力が足りないという意味では同じ。
体を壊しそうですが。(汗)
一つ一つの言葉が身にしみます。
仕事に迷ったら、人生に迷ったら
読んでみると光明が見えるかも。
