複業で成功する58の方法
本書の作成は1997年。
今から約20年前の物。
実は古本屋で見つけた物ですが
今読んでも、内容は全然色あせていない。
今でも通用する内容。
最新版を読むのも良いが、昔書いた本が
現在と照らし合わせてどうなっているか。
考えながら読んでみるのも良い読み方。
昔の内容が今でも通用するか?
今でも通用するなら、それは不変と言って
良いほどの内容ではないでしょうか?
昔から言われていて、現在でも言われて
いるのなら、当たり前として身につける。
そんな気構えで本書を読んでみた。
結論だけ言うと、今でも通用する内容。
少なくとも私はそう感じる。
本書の内容はで筆者が訴えているのは
副業でなく復業。
復業のための58の項目が書かれている。
題名の通り58の項目数ではあるが
58の成功する方法ではない。
あくまで復業に対する58の項目に過ぎない。
58の考え方や復業の方法やメリットなど。
その中で、自分的に腑に落ちた物を
ピックアップしてみる。
復業こそ自分のアイデアが試せる。
会社でいくら言っても、上司や会社が
「良し!」と言わなければ実行できない。
それならば、自分が実行できる復業なら
そちらでやってみたらいい。
上手くいけばお客さんに喜ばれるし
失敗しても改善の手がかりになる。
自分の経験にもなるし。
もちろん、リスクも考えての行動。
自分で責任を持って行動することは
当たり前の事ですが。
働くことが嫌いな人は、サラリーマン一筋で生きるべし。
大多数の人は働くのはキライではない。
そう、思っています。
ただ、働かされるのがイヤなだけ。
どんな楽しい遊びでも、やらされると
とたんにやる気がなくなった経験は
無いでしょうか?
ただ、責任を持ちたくない人は
たくさんいるような気がしますが。
復業は、本業のエネルギー源になる。
本業で働いていると、いろんな仕事での
ヒントや気づきが得られる。
サラリーマン感覚がわからなければ、ヒット商品は作れない。
世間は大多数がサラリーマン。
そのサラリーマンの気持ちが分からないと
ヒット商品が作れないのは当然。
復業をすると、本業をおろそかにしなくなる。
本当にそう。
責任感もでてくるし、自分の復業にも
生かせる事がたくさんありますからね。
本書の内容は全然古さを感じさせない。
むしろ、働き方の本質を突いている本。
ビジネス書と言って良い。