職場でメンドクサイことはイヤだ!
特に人間関係。
イヤな先輩や同僚などは、
まあ、ほっとけば良いだろう。
しかし、上司となるとそうもいかない。
必ずしも、優れた人間が上司になるとも
限らないのが世の常。
上司も人間でいろんなタイプの人がいる。
イヤな上司や困った上司。
上司といえど、使えない上司もいる。
だからといって、諦めるのは早計。
ヤクザの世界に困った上司との
付き合い方が書かれている。
やくざは「バカ」では生きていけない。
もし、自分が上司との付き合い方で
「バカ」だと思うなら本書は参考になる。
本書は、7章に分かれていて、1~6章まで
上司との接し方について書かれている。
7章だけ部下に焦点を当てている。
- 困った上司と「つき合う」技術
- 困った上司と「心をつかむ」技術
- 困った上司と「動かす」技術
- 困った上司と「取り入る」技術
- 困った上司と「かわす」技術
- 困った上司と「切り返す」技術
- 困った上司に上司に潰されない「できる部下」になるために
1.困った上司と「つき合う」技術
「まかせる」で燃えるヤツはお人好し!
上司を巻き込む”確認”術
上司に「まかせる」なんて言われたら
普通は「俺は認められてるんだ!」なんて
思ってしまっても無理はない。
しかし、「まかせられて」失敗すれば
それは、「部下の失敗」
理不尽に感じるが失敗した本人が悪い。
ちゃんと上司が知っている状態で確認を
しつつ、物事を進めていくのが正解。
もう、ここだけで、ヤクザの厳しさを
ヒシヒシと感じる。
2.困った上司と「心をつかむ」技術
”パシリ仕事”でクサるヤツが
出世しない本当の理由
理由は上司の神経を逆なでするから。
これでは「上司の心」をつかめない。
嫌われるだけだし、重宝されなくなる。
3.困った上司を「動かす」技術
気取った”負け犬”より
みっともない”挑戦者”であれ
部下に責任を押し付ける上司には
上司が出て行かないといけない状況を
つくって、上司を全面に立たせる。
ヨイショでもなんでもすれば良い。
4.困った上司に「取り入る」技術
キャリアが長いだけの上司には
計り知れない”希少価値”がある!
長く居座っているだけで出世した人。
これは必ず、どこの会社でもいる。
だから、陰でバカにする人もいる。
しかし、長くいる人は、案外使える。
人脈があったり、他の会社に顔が効いたり
便利なことも多かったりする。
無能だからと切って捨てたりせず
上手に”無能上司”を使えばよい。
5.困った上司を「かわす」技術
ハタ迷惑な”教え魔”に効く
とっておきの逆療法
教えられる前に、逆に教えを請いに行く。
教え魔はだいたい独りよがりの考え方で
本質を分かって無い人が多い。
だから、答えられない事が多くなり
避けられるようになる。
もう一つ
カラみ上戸もおとなしく席を立つ
ちょっと過激な酒席のシメ方
兄貴(上司)が泥酔してからんできたら
兄貴が身を乗り出したタイミングで
テーブルを傾けて物を落とす。
これで、テーブルの上のコップや瓶が
割れてしまうと兄貴のバツが悪くなると
いう過激な方法。
6.困った上司に「切り返す」技術
後先考えない上司には
”最悪の事態”を想像させよ
後先考えず、二つ返事で引き受けてくる
上司には一生懸命しているアピールをする。
アピールしつつも
”上手くいかない事もある”
と臭わせればよい。
7.困った上司に上司に潰されない「できる部下」になるために
その他大勢と一気に差をつける
”一流との交わり”の活かし方
なぜ、その人が一流なのか、
その原点を盗め!
見た目をマネしても意味がない。
その人がナゼ一流に見えるのかを考え、
本質を理解してマネをする。
ヤクザ社会は、一般企業よりも厳しい。
特に人間関係は。
そんな厳しいヤクザ社会で上手に渡る
ノウハウを身につければ生きていけます。