人生を奮い立たせるアウトローの言葉
こんな本が気になるくらいだから
きっと今のあなたの心は病んでいる。
自分では気がついていないかもしれないが
心のどこかで救いを求めている。
かと言って、誰かが助けてるれる
訳でもなく本書に救いを求めている。
それならば、誰かの生きた言葉で
自分自身を鼓舞するしかない。
本書で紹介される人たちも、いろいろと
自分を奮い立たせないとやってられない
時に出た言葉もあるかもしれない。
そんな、気持ちの入った生の言葉だと
読者の心に届くかもしれない。
さらに、読者の心と体を奮い立たせて
くれるであろう。
一生懸命生きた人物の100の言葉は、
どれかが、疲れた心に引っかかるはず。
100の言葉はそれぞれ大きく分けられて
5つの章に分けられている。
その分けられ方もシンプル
- 生きる
- 問う
- 戦う
- 愛する
- 散る
自分を奮い立たせるために読むなら
生きる、戦う、愛する。
人生に疲れたのなら、問う。
道に迷ったなら生きる、問う、愛する。
死を意識して人生を充実させたいなら、
問う、愛する、散る。
他にもたくさんの言葉の数だけ
読者の考え、置かれた境遇がある。
自問自答しながら、本書を読むと面白い。
どうしてこの人はこんな事を言ったか
背景も書いてあるので、想像しやすい。
逆に、この状況でその言葉がいえる？
第三者的には面白いが、当事者がこれを
発言できるのは、素直にすごいと思うことも
あったりする。
そんな凄さを感じることができれば
書かれている言葉も、すっと、心の中に
入ってくるのでは？
「僕の義務は猛烈に楽しむことだ」
オスカー・ワイルド
これなんかは、最高に良い言葉！
そう、そうなんですよ！
人生、生まれてきたからには
目一杯楽しまないと。
この一文だけで、僕自身は奮い立つことが
できますし、感動できます。
「いやだから、いやだ」
内田百間
いや、自由ですよねえ。
このセリフが言える生活や人生を
送りたいものです。
ちょっと，自分が目指すものが見えてきた
・・・ような気がする。
本書で紹介されている人の自由さに
心が影響されれば、人生楽しくなります。
