楽して速い!
すごく魅力的な言葉。
仕事を早く終わらせるのは
サラリーマンなら誰でも思うところ。
しかし、一所懸命やって疲れるなら
早くやらなくても良い。
そう思ってしまう人もいますね。
やはり、「楽して」がキーワード。
誤解をしていけないのは、楽をするのは
「手抜きではない」ということ。
力の入れどころをわきまえて
無駄な仕事を減らすことです。
本書の作者は外資系コンサルティングに
24年ほど関わっていて、その中から
優秀なリーダーや幹部を選抜してきた。
そんな人の目利きができる人が書いた本。
本書は優秀なリーダーや幹部がしていた
楽して速い仕事の仕方やり方の教科書。
本書で訴えていたのは、会社で働き速く
仕事を終わらせるためには人との連携が
不可欠というのを訴えている。
自分のスキルを上げる方法というより
他者との連携のためのスキルについて
書かれています。
なるほど、一人が頑張ってもできる事は
たかだかしれています。
もちろん、個人が頑張る方法も書かれて
いるので安心して読んでください。
目次
- 1章 一発で決める
- 2章 スパッと割り切る
- 3章 抱え込まない
- 4章 組織の壁を利用する
内容で気になった部分をピックアップ
- 100点を目指すより、「60点の出来」で突っ込ませる
- 物事の判断は会社の価値観で
- 論理的に分析するより、逆張りで考える
- 文章は目で追うより、声に出して音読
- 仕事の依頼時は「作業」より「作戦」を伝える
- メールなどのおせっかい機能はすべて止める
- スマホは音声入力を使う
- こまめに換気して集中力をアップ
- 1日を8時間でなく6時間で考える
- 整理整頓の前に、9割捨てる
- 「これでよろしいでしょうか?」より
- 「こうしましょう!」とはっきり言う
- 仕事のできない3タイプの対応方法
- できる人たちの立ち振舞いをマネしよう
- 異業種の成功法則をパクる
こうして書いていくと自分的には
個人のスキルを上げることに目が行く。
スマホの音声入力なんかは代表的。
たくさんの音声認識アプリがあるので
さっそく試してみる。
対人に関しては、仕事のできない
3タイプへの対応方法が面白かった。
- そもそも仕事が遅い
- 抱え込んで自爆する
- 間違えても気にしない
上記の3タイプがどう仕事ができないか
細かく分析しています。
さらに、対応策も書かれているので
チームで仕事をするための指南書とも
考えることも出来ます。
異業種の成功法則をパクるのも
自分の狭い世界にとらわれずに良い。
同じ業種からだと考え方がかたよるので
異種業界の人成功法則を真似ると
考え方も参考になります。。
会社で結果を出したい人や無駄な仕事を
したくない人にはピッタリの本。