自称出来る男のつもり。(笑)
思うのは勝手なので許してください。
日々、日常を生きていて思うのは
「常識」という名の免罪符の言葉。
こちらはまったくそんな事は思わず
考えもしていないのに、「常識」という
言葉で他者が攻撃してくる。
こんなこと「常識」なのにねー
なんて、同調圧力が飛んでくる。
「常識」なんて、使う側の都合の良い
言葉なだけだと思うのは自分だけ?
本書の筆者も「常識」を疑う人の一人。
ここで大事なのは、決して「常識」を
否定しているわけでは無いこと。
あくまで固定概念として見ない
絶対に正しい事として考えない。
物事を表裏両面を見る癖をつけろ!
そう訴えています。
もちろん、この考え方は大賛成で
大いに参考になる考え方。
人の作った常識で生きていくと
生きづらいと感じてしまう。
自分が生きてて楽しくなるような
自分本位の常識を作ってみては?
本書は日常生活から仕事についてまで
いろいろと広く書かれています。
他人との関わりについての記述が多く
必然的に会社での事についての記述が
多くなっている感じ。
働いている以上、ほとんどの大人が
サラリーマンなのでこれは仕方がない。
逆に、サラリーマンをしていて何となく
生き辛ければ参考になります。
構成は第1章から第5章まで
- 世の中の常識に縛られるな
- 仕事の壁は逆発想で乗り越えろ
- 人間関係はうまくいかないのが当たり前
- サラリーマン人生は長期決戦と心得よ
- 自分のお金は使い切って死になさい
第1章は生き方についての基本姿勢。
第2章から第4章までは仕事に関して。
仕事と考え方と人間関係を良好にして
長丁場のサラリーマン生活を乗り切る。
第5章で死ぬまでにお金を使い切る事や
どう生きるかについて。
5章に分かれてはいるもののそれぞれが
単独で気になる項目がたくさんある。
いくつかの項目をピックアップ。
いつも全力投球は愚か者の証拠。
松岡修造を思いっきり否定しています。
(笑)
まあ、これは冗談ですが、世の中の
常識として一生懸命するのは美徳と
されています。
なるほど、傍目から見ているとキビキビ
した動きは気持ちが良い。
しかしそれって、行動している人は
長続きしないのでは?
投資するなら亭主の小遣い
奥さんに読ませてみたい。(笑)
社長なんてならなくていい。
自分が働いているところを見ていると
切実にそう思う。
ただの雇われ店長的な要素が大きい。
ただし、本書でも述べられているが
自分で起こした会社の社長は別。
自分としてもこれを目指したい。
何でも「いまは・・・つつある」で考える
これは金言!
現在進行形で成長している事を表せる。
例として「いまはお金がないが、
金持ちになりつつある」なんて使う。
自分の心に対して前向きになれる。
本当にためになる事例が数多くある。
楽しく生きていくためには
「常識」に逆らって生きてみては?