本書を読んでいると、京都について
いくらか記述されていた。
その中で京都に旅行する人は
三つに分かれると書いてある。
一つ目は修学旅行生。
二つ目は「そうだ京都、いこう。」
などのキャッチコピーに乗せられた人。
三つ目はある程度、京都に対する知識や
歴史認識を持っている人。
なるほど見識が深い。
いま現在は、このカテゴリーに外国人も
入ってくるくらい多くの外国人観光客が
あちこちで見られる。
本書で書かれているのは日本人向けで
あろうと思われるので、ここではあえて
省いているのかもしれませんが・・・。
さて、修学旅行生。
今時の修学旅行生は昔に比べて自由。
何が自由かと言うと旅行先を選べる。
京都に修学旅行へ来てみても、隣の
大阪へ行くことができる。
もっと言えばUSJに行くことができる。
USJは、いまや世界レベルで人気。
そう考えると、それでも京都を観光して
楽しんでいる生徒はUSJより京都を
選択している事になります。
USJより京都を選択する修学旅行生は
お金が無いから仕方なく京都を選んだか
京都観光する方が楽しいから選んだか。
昔と比較すると修学旅行生が少なく
感じるようになったのは、やはり若い
年齢で京都観光はあまり面白くない。
きっとUSJに流れているのでしょう。
そう考えると二つ目のキャッチコピーで
京都にいく人は純粋に目的地が京都。
本書では、かなり辛辣に書かれていて
けちょんけちょんに言われてます。
本書より引用
花見や紅葉シーズンなど、もっとも
混雑していてもっとも料金が高い時期に
訪れ激込みのなか観光する。
そして「茶寮 都路里」のような行列が
できている店にわざわざ並び、みんなと
同じものを食べて喜んでいる。
う~ん、えらい言われよう。(笑)
確かに行列に並ぶのは避けたい。
観光するなら行列に並んでいる時間が
あるなら他を見て歩きたい。
京都市としては観光客ウェルカム。
地元民としては交通が麻痺するので
「こんといて!」
が本音かもしれない。
今はここに、外国人観光客の問題も
絡んでくるのでさらにややこしい。
それでも同じものを美しいと感じ
うまいものを美味しいと感じてほしい。
良いものを共有したいのも本音ですが。
複雑な心境を持っているのは難しい
京都人に染まりつつあるのかも。(笑)
僕は大阪出身なもんで。(笑)
最後に三つ目は、ほとんどの記述が
お茶屋について書かれています。
ディープな人たちについての記述。
ミドルエイジはお茶屋で伝統に触れ
緊張感をもって遊ぶ事を推奨してます。
将来はお茶屋に行ってみたい。
なぜ行ってみたいか。
人生勉強のためと思ってます。
勉強のためなら早くいけば良いのに
なぜ行かないのか。
敷居が高くてなんて思っているから
二の足を踏んでいる・・・。
いや、嘘ですね。
料金が高そうでビビっているのが本音。
はい、小さい男です。
京都に住んでいると、お茶屋さんを
紹介してくれる人と知り合えます。
必ずとは言えませんが幸運にも僕は
その繋がりがあります。
行こうと思えば多分行けます。
しかし、本書で書かれていますが
お茶屋に行くには専用の本を読んで
行くことを強く推奨されています。
勉強していってから、さらに勉強になる
場所のようです。
やっぱり敷居が高い。
誰か馴染みの人と行くのが良さそう。
京都に住んでいてもこんなもんです。
とっくにミドルエイジなんですが。(汗)
京都住みイチ住民の独り言でした。