「洞窟おじさん」の生き方が「ガチ」すぎて誰も真似ができないほどの生き方から学んでみる。

洞窟おじさん

doukutuojisan

 

洞くつでのキャンプに憧れます。

一度はやってみたい。

 

そんな憧れ程度のことは健康な男子なら

若い時に一度や二度くらい夢見たことが

あるかもしれない。

 

ちなみに僕は今でも憧れる。

 

キャンプセットを買ってどこか行って

テントを張ったりバーベキューをしたり

やる気マンマンです。

それをリアルで何十年としていた人の

手記が気にならない訳がない!

 

探してみると幸いに「高槻市中央図書館」

置いてあったので借りました。

 

その時の記事

高槻住民でなければ本を借りるハードルが高いことが分かった。

 

それでも何とか「洞窟おじさん」を借りて

読むことが出来ました。

 

一時期、中古でも高値が付いていました。

 

読んでみて「すごい!」の一言。

 

家出して山の中に逃げこむなんて

今話題の山林に置き去りにされた少年と

少しだぶる所があります。

 

山林に置き去りにされ行方不明の男児無事発見…安堵の声が相次いでいる

http://matome.naver.jp/odai/2146491056933950601

 

洞窟おじさんの食生活

  • 食べ物は現地調達。
  • 狩りなどをして肉を確保。
  • 挙句の果てに虫も食べる。

 

「カブトムシの幼虫」「ミルクの味」

「おいしかった」と言ってます。

 

テレビかなんかで誰かが「土の味」

言っていた人がいたような。

 

自分もカブトムシを飼っていたので

土の味の雰囲気があります。

 

まあ、成長の時期の違いもあるんでしょう。

 

他にもクマにも襲われたりしています。

ナタで撃退するほど「ガチ」で。

 

自分の「死」についても言及しています。

実際に「自殺未遂」までしています。

 

どこで生きていても人の考えることは

同じなのかもしれない。

 

人生の悩みと苦しみ。

 

わざわざ富士の樹海まで死にに行って

死体を見て本当の「死」に触れたのか。

 

自殺を思いとどまって生きていきます。

 

もうこの辺だけで「人生のバイブル」

なりそうな勢いです。

 

話が昭和の話だから懐かしい話もある。

 

昔はトイレの水を流すのに紐を引っ張って

水を流していた。

 

この本を読むまでそんなことは忘れていた。

 

本当に今は暮らしやすくなっていると

こんなことでも実感します。

 

それでも日本は「自殺大国」

なぜなんだろう?

 

自分にも問いかけてみる。

生きていても楽しくないんでしょうね。

 

どうすれば楽しく生きていけるんだろう?

今でも自問自答しています。

 

「洞窟おじさん」「放浪グセ」があり

1つところにとどまらない。

 

そんな放浪グセは自分にもあったりする。

 

行く所行く所住み家を作って生活して

生きていける人を尊敬します。

 

一度主人公の「加村さん」に野宿生活の

お話を聞いてみたいものです。

 

講演でもしてくれないかなあ。

 

「洞窟おじさん」を読むと楽しくしぶとく

「生きていくヒント」があるかもしれません。

 

そして最期の方に「特別付録」がある。

 

生きていくヒントどころかリアルで

本当のサバイバル術が描かれています。

 

そして本当に簡単に描かれているが

どれも自分にはハードルが高い!

 

キャンプとかのサバイバル術なんて

どんだけ甘いかを思い知らされる。

 

まあここまで出来たらどこでも生きられる。

 

その上で文明と折り合いをつければ

楽しく生きていけるかも。

 

最期に「あとがき」に筆者の直筆で

名前が描かれていた。

 

「加村一馬」

doukutuojisan

 

かっこよく力強い文字でした。

 

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