ラクして成果が上がる理系的仕事術
題名からして大好物です。
特に「ラクして」ってところに。(笑)
効率を求めていたらどうしたって
「ムリ」な事はできない。
しかし実際の現場では効率が悪くても
なんかがんばっている人が評価される。
そんな感じがします。
なかなか効率主義には成れません。
そんな自分の考えを確認するためにも
この「理系的仕事術」を読んでみた。
その中でも「これは」と思うモノを
いくつかピックアップ。
メタ認知と離見の見
自分を離れた所から見る。
それによって自分の今の状態を見られる。
そうする事によって作業の優先順位を付け
複数の作業をする事ができる。
手抜きは理系人の美徳
整理整頓に力を入れすぎるとそれだけで
疲弊してしまうので注意する。
手抜きをしようとすれば効率を考えて
行っていかなければならない。
アイデアをまとめる
そのためには「中断しないように」
「指を動かさなければいけない」。
棚上げ法
スピードを維持したまま仕事を進める
「テクニック」としての方法。
いま分からない事、うまくいかない事を
とりあえず無視して先へ進む方法。
「体は頭よりつねに賢い」
どういうことかと言えば「ムリは禁物」で
体調を常に整えておく事を言っています。
コピーペースト法
「人を真似る」
世の中の仕事の8割はすでに存在するので
その方法を真似るとよい。
出だしを書き始める
「口語文に文語調の一文をはさみ込めば
効果的」
文書作成のテクニックの1つ。
書き手の「心の余裕」は読者に伝わる。
読みやすい文章にするために「遊び」
「個性」「ユーモア」「心の余裕」と
いった要素を多く入れたいもの。
楽をして効率を上げる
「ズボラな人でも実践できなければ
意味がない」
全くその通りだと思います。
このように効率的に仕事を進めるための
創意工夫が書かれた本です。
明日からの自分への力になる本です。