「ライフワーク」ってなに?
本書によると
お金をもらわなくてもいいくらい
楽しい仕事。
お金をもらわなくてもいいなんて
生活できなくて死んでしまうんじゃ?
そうではなくて、あくまでお金を
もらわなくてもいいくらい。
「いいくらい」です。
もちろん、実際にはお金をもらいます。
つまり、お金は二の次くらい。
一番大事なのは働いている仕事。
働いている時が一番幸せと思えるくらい
大好きな仕事で生きていけるのが良い。
そんな仕事ができればどれだけ幸せか?
社会に出て仕事をしている人って
ほとんどが、生活のために仕方なく
仕事をしていると思われる。
じゃあ、どうやって自分の好きな仕事を
見つけたらいいの?
そんな疑問に本書が答えてくれます。
最初のステップは、現在の自分を受け入
れて、新しい可能性を探ること。
見つけようと思ったところがスタート。
自分自身が苦しみ悲しみを知った所に
「最大の幸せの種」も眠っている。
幸せの種=人生を変えるサイン
人生を変えるサインは7つある
- リストラ、仕事の行き詰まり、売り上げの急減
- 自分や家族の病気、事故
- お金のトラブルや破産
- 人生の退屈感
- 物事の完了
- 男女関係・人間関係のトラブル
- 他人のライフワークに触れたとき
自分自身は、事故にあったのが
人生の転機かもしれない。
本書でライフワークを以下の7つに
定義しています。
ライフワーク
- 生まれ変わってもやりたいこと
- それをやっているだけで楽しいこと
- 見ているまわりまで楽しませ、
- 幸せな気分にさせること
- 無人島に流れ着いてもやりたいこと
- お金を払ってでもやりたいこと
- いつもまわりの人にほめられたり、「もっとやったら」と勧められること
少しでも時間があればやってしまうこと
この中でも個人的に重要視したいのは
以下の3点。
- 生まれ変わってもやりたいこと
- 無人島に流れ着いてもやりたいこと
- お金を払ってでもやりたいこと
生まれ変わってもやりたいことなんて
人生においてすごく重要な事でしょう。
無人島に流れ着いてもやりたいこと
そんなの、生きていくだけで精一杯だと
思うのは言い訳?
お金を払ってでもやりたいなんて
お金稼ぎが目的なら絶対出来ません!
しかし、本当に自分がやりたいことを
見つけるための自分自身への質問として
優れた考え方かもしれません。
これとは別に、必ずしもライフワーク
ではないモノが以下。
- 人を助けること
- 強制されたボランティアワーク
- 衝動行動
- 義務や役割でする仕事
- 使命感による行動
- 社会から評価される能力を使う仕事
ライフワークではないモノ
人を助けること
これなんか、ライフワークとして
かなり良いと思われがちですが・・・。
人を助けた満足感を
勘違いしてはダメということみたい。
強制されたボランティアワーク
ボランティアも人助けにと同様に
勘違いしてしまいがち。
衝動行動
周りが楽しそうにならない行動。
自分独りよがりな行動になってしまう。
義務や役割でする仕事
これなんかは楽しくないから分かる。
使命感による行動
自分がやりたいかどうかとは別問題。
社会から評価される能力を使う仕事
社会から評価されるとうれしいですが
自分自身がやりたいことかは別。
このように、いっけんライフワークに
見えるものでも違うというのは多数。
正しく自分のライフワークを見つめ
自分も周りも幸せにするための本。