次亜塩素酸水について
世間ではコロナウイルス騒動のおかげで
アルコール消毒液が手に入りにくい。
それにともなって、次亜塩素酸水に
スポットが当たって注目される事になった。
世間ではハイターやキッチンハイターなど
次亜塩素酸ナトリウムが出回っています。
言葉としては「次亜塩素酸」でお馴染み。
しかし、注意しないといけないのは
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は
同じでは無いということ。
次亜塩素酸ナトリウム≠次亜塩素酸水
どちらも成分が次亜塩素酸なのですが
作り方が違います。
次亜塩素酸水については厚労省のHPで
参照することができます。
ここで言いたいのはハイターは
次亜塩素酸水の代わりにはならない
ということ。
もちろんキッチンハイターなど
次亜塩素酸ナトリウムは消毒殺菌には有効。
しかし、それは最初から菌やウイルスを
殺すのが目的なので強力。
人体への影響は二の次。
ハイターを直接触ると皮膚が溶けます。
ドアノブやその辺のプラスチック製品などに
使用して放置してしまうと材質が
変形・変質したりします。
そこを触った手も荒れます。
ハイターを消毒に使った後には
水拭きが必要になります。
https://www.kao.com/jp/soudan/topics/topics_113.html
次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムを
ただ薄めた液ではありません。
自作するには危険をともないます。
市販の物を購入することをオススメします。
大量に使い人はこちらのほうが良いかも。
用途によって水で薄めたらコストの削減にもなる。
まとめとしては
次亜塩素酸水→直接皮膚に吹きかけ除菌・消臭ができる。
次亜塩素酸ナトリウム→物や道具の除菌・漂白ができるが必ず水拭きが必要。
効用は同じ殺菌でも人体への影響が
ぜんぜん違うので使用には注意が必要。