先日、お見舞いに行きました。
見舞い相手の人は家の中で急に
脳梗塞を起こして大変だったみたい。
なんとか一命をとりとめ、現在は
リハビリ病院に入っています。
そこで目にした小冊子。
マンガ仕立てになったいたので
思わず手にとって読んでしまった。
京の板さんリハビリ日記
京のおかんリハビリ日記
特に京の板さんは40代という設定なので
自分事のように見いってしまった。
確かに周りの人でも40代で脳梗塞に
なった人を知っているので決して
他人事とは思えません。
この冊子の物語で感心したのは
できるだけ現実に合わせた内容。
もちろんマンガで書かれているので
読者への伝わり方はオブラートで
包まれた内容になっています。
例えるなら映画で賞をとった
「この世界の片隅に」のような作品。
映画自体はやさしいタッチのアニメで
ほのぼのとした物語。
しかし、途中から戦争が本格的に激しく
なり、主人公が悲惨な体験をします。
アニメと思って油断して映画館で絶句。
不覚にも涙が込み上げてきました。
リハビリの本は病気が起こってからで
映画とは逆ですが読者を引き込みます。
京のおかんの方はおかんの性格が
リアルで感心してしまいます。
まるで京都のおかんに悪意でもあるか?
そう思うくらい良いでき。(笑)
おばちゃんの悪意を上手に描いていて
思わず物語に引き込まれてしまった。
おかんの他人に対する警戒心。
自分が認めるまでは相手は「敵」
みたいなところがリアルで笑える。
マンガだけど人物の描写がリアル。
これって、ブログを読ませる事にも
繋がると思う。
架空の物語でも内容にリアリティを
持たせて読者に訴える。
伝える内容は正しく伝える。
見舞いに来てマンガを読んだだけなのに
すごく勉強になってしまった。
話がだいぶ逸れましたが冊子の内容は
脳の病気になってからのリハビリに
関しての説明や紹介をしています。
僕も冊子を読んで感じたのは
リハビリ1つとっても多岐にわたること。
日常生活に戻れるリハビリから技能の
必要なリハビリまで多種多様。
家の中で安全に生活するための補助具を
付ける事に対しての役割と意味。
背骨を骨折してリハビリの大切さを
イヤと言うほど味わったので僕には
良くわかります。
筋トレをするにしても、リハビリ室の
器具は参考になります。
回復期病院にお見舞いにいくと
体に対する勉強になります。
体の使い方や、どんな器具を使えば
どんな使い方をすれば良いか。
自分自身にかなりのメリット。
機会があればそんな目線でお見舞いに
行くとかなり勉強になります。