ダイエットするためや体を鍛えるための
指標として「メッツ」という単位がある。
以下に厚生労働省が参考資料として
示している表がある。
厚労省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/07/dl/s0725-9f-32.pdf
メッツは1からあるが、厚労省の内容としては
3メッツ以上の運動について書かれている。
その中に自転車エルゴメーターとある。
自転車エルゴメーターを病院の検査で
やったことのある老人や看護師さんから
- あれって何?
- どんな事するの?
- どうやって運動量を決めてるの?
- いつまで自転車を漕ぐの?
- わし、メッチャしんどかったわ・・・など
質問や文句があったので調べてみた。
先程の厚労省のページに自転車エルゴメー
ターの後ろに50ワットと書かれている。
ワットとは仕事率でこの場合だと、ペダル
を漕ぐ力と速さを考慮して出した数値。
そもそも「メッツ」とは何?
仕事率のワットに体重を考慮したもの。
ちゃんとした計算式はありますが割愛。
自分自身もマラソン大会に出場する前に
運動負荷検査をしてから出場するように
推奨されていたのでやったことがある。
ここで先程の質問に答えていきます。
あれって何?
心臓に異常がないかどうかみる検査。
どんな事するの?
心臓に負荷をかけるために自転車を漕ぐ。
どうやって運動量を決めてるの?
ある一定量の運動量が決められており
段階的に負荷がかけられていきます。
トータルの運動量は決められてません。
いつまで自転車を漕ぐの?
決められた基準を満たすまで。
もしくは自転車が漕げなくなるまで。
自転車エルゴメーターの検査自体は
運動してる時の状態を見る検査。
心電図や血圧計をつけて自転車を漕いで
体に負荷をかけて、心臓に異常がないか
どうかを見る検査。
運動をやめる基準も設定されてます。
例えば目標心拍数や
異常な心電図波形が出現した等。
とはいえ、なかなか目標心拍数まで
脈拍は増えないので疲れてやめることが
多くなります。
わし、メッチャしんどかったわ・・・
ジムで行う自転車漕ぎで自分が目標とする
運動量をがむしゃらに頑張るための自転車
漕ぎとは目的が若干違うことになります。
どちらも運動することには違いはない。
しかし、自分で前向きに運動するのと
検査で運動させられるのは違う。
お年寄りは、普段運動していないし、
お医者さんに言われるまま検査をするので
思いがけず運動させられて愚痴がでた?
今回、いろいろと質問に答えることによって
「メッツ」が、運動の目安になるのを
実感することができた。