さて、キザクラカッパカントリーを

満喫しても伏見桃山には見所たくさん。

満喫したキザクラカッパカントリー記事。

• キザクラカッパカントリーは日本酒と地ビールのテーマパーク。伏見桃山の歴史を堪能した後にくつろげる黄桜酒場です。
• 黄桜記念館(Kappa Gallery)では昔の酒造りについて解説されています。名水の伏水がただで飲めるしジオラマは一見の価値あり。

その辺をぶらっとしても楽しめる。

月桂冠大倉記念館もその一つ。

近代化産業遺産に登録されてる。

有料の展示室があるので行ってみた。

入場料大人300円は良心的で

純米酒（180ML）おみやげ付き。

展示室入り口

横には売店があります。

売店は無料なので気軽に入れる。

見学道順の案内通り進むと外へ。

矢印の先に見えるのは井戸。

「さかみず」が飲めます。

井戸からわきでる「さかみず」。

気温が寒い中、さかみずを飲んでみると

思ったより冷たくない。

やはり井戸水は一年を通して

水温が一定なのでしょう。

ちょっとビックリ。

奥に行くと味のある煙突がある。

ちょっと登ってみたい気がします。

上から見る風景はどんなんだろう。

時代劇でよく見た風景。

巨大な桶。

もどって展示室玄関。

入室してみると広々とした室内。

そして、貴重そうなたくさんの品々。

各ブースごとに紹介していきます。

さすがお金を取るだけあって

物品の内容がすごい！

中には指定の文化財があったりします。

最初に日本酒のできるまでを

パネルで紹介されてます。

麹菌や酵母について、写真を用意して

詳しく書かれています。

甑（こしき）　お米を蒸す器。

実物大の物を見るとやはり大きくて

迫力があります。

放冷（ほうれい）

横には米をならす道具も展示。

グランドをならす道具の「トンボ」と

よく似ています。

となりの麹室に繋がってる。

広々とした館内。

左に見えるのが麹室。

奥に見えるのが醪(もろみ)を作るための

器で、京都市指定文化財貴重なもの。

赤枠のこれ。

もちろん貴重なものなので、

むやみに触ったりしてはいけません！

もとづくりの道具

もと（酒母）エリア。

黄桜記念館でもあった上槽(じょうそう)

ですが、こちらは実際にいますぐ使える感じ。

重厚な質感に圧倒されます。

こちらも上槽(じょうそう)ですが

先程のものより小さめ。

お酒を作る量が少い時や、小さな場所で

絞るときに利用されたとの事。

解説してくれたスタッフの方が

教えてくれました。

2つの上槽(じょうそう)の比較画像。

別の部屋では、出来たお酒を販売する

ための器や変わった瓶が展示。

他にも、ラベルを作るための焼き印用の

金具の展示など珍しいものがたくさん。

お金を数える道具

月桂冠の11代当主大倉恒吉の写真。

写真に写っていた飾り棚。

他にもたくさん珍しいものがあって

あちこち目移りして楽しい。

酒樽についてもスタッフの方が

教えてくれました。

写真の樽は上げ底樽だそう。

そこは加工して密閉しているのかと

思っていたら実は木しか使っていない

と言うから驚き。

職人の技術の高さと木の良さを再認識。

蓋の横から出ている細い木で

叩いたときの割れやすさを調節。

色々と考えられているんですね。

鏡開きを見る時の目が変わりそう。

建物の外に出るとちょっとしたお庭。

気候が良い時期は椅子にでも座って

のんびりとできそうな感じ。

最後に無料でお酒の試飲ができます。

試飲できるお酒一覧。

月桂冠大倉記念館HPより

http://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/kengaku/index.html

もちろん試飲後、商品のお酒を

買ってもらうための作戦。(笑)

試飲のお酒がおいしかったので

買ってしまいそうになります。

試飲で梅ワインがあったのですが

梅酒との違いを教えてもらいました。

ワインは梅を発行して作ったもの。

梅酒はお酒に梅を浸けたもの。

なるほど、納得です。

オプション見学で予約すれば

「酒香房」が見学できるそう。

知らなかった。(泣)

隣接する酒蔵で、もろみ発酵の様子などを

見学できるようなので前日までに電話を。

電話：075－623－2056

今回見て回った記念館の見学は

かなり充実してた内容でした。

見学所要時間は見方にもよりますが

だいたい1時間くらい。

近くにバス停はありませんが

• 京阪本線中書島駅から徒歩5分
• 伏見桃山駅から徒歩10分

駅から歩いて行くには好立地。

それにしても伏見はお酒を試飲できる

場所が多すぎて飲みすぎてしまう。

桃山エリアで今度食事でもしよう。

月桂冠大倉記念館

住所

京都府京都市伏見区南浜町247

営業時間

午前9：30～午後4：30（受付は午後4：15まで）

休館日　盆、年末年始

入館料

• 大人＝300円、中学・高校生＝100円
• おみやげ付き：純米酒（180ML）1本

駐車場　バス4台（要予約）、乗用車22台

TEL　075-623-2056

HP　http://www.gekkeikan.co.jp/index.html