鉄砲町
ドライブと歴史が好きなので、出先で昔の建物や文化に触れることが増えた。
そして、火縄銃についてもよく見かけるようになった。
そんなある日、鉄砲町という地名を地元の大阪で見かけた。
大阪市に住んでいながら大阪の町や文化をあまりに知らなすぎる・・・。(汗)
まあ、鉄砲町は堺市で少し遠いので・・・。(言い訳)
早速現地へ行ってみた。
今回は町中と言うことで電車を利用。
ドライブで行くには混雑しますし空気も悪いし。
現地には3館からなる堺市立町家資料館がある。
鉄炮鍛冶屋敷
山口家住宅
清学院
鉄砲町を知るのなら、現地の資料館が教えてくれるだろう。
でも、ここの資料館の住所は鉄砲町じゃないのは御愛嬌。(笑)
鉄炮鍛冶屋敷では一般的な鉄砲の「砲」ではなく「炮」の字を採用されています。
まずは個人的に資料館のメインである鉄炮鍛冶屋敷から訪問。
こちらで3館共通券を購入。
入って最初は映像を見て鍛冶屋敷と屋敷周辺についての解説。
のっけからキレイでリアルな火縄銃の分解された姿が拝めます。
みせの間
こちらでは貴重な当時の鉄砲ビジネス現場を再現。
店頭販売していたか不明だが、大名や旗本への販売が主だったと思われている。
時代劇でよく見た庄屋の番頭さんが座っていたイメージ。
火縄銃が横に置かれている。
何気なく置かれているが、全部本物。(驚き)
もちろん触ってはいけません!
でも触らなければ細かいところまで近づいて見られるのは素晴らしい!
青龍鉾人形
山車に乗せるための人形だったとも考えられているそう。
数々の展示物。
茶室
井戸水を汲み上げるポンプ?
鍛冶場
火縄銃の金属部分を作っていた場所。
よく見れば銃身のネジ部分を分かりやすく締めていない。
てか、これ本物っぽい。
鍛冶工程
金属を加工して銃身が作られていく過程が解説されている。
ネジを使った昔の技術の根幹部分を惜しみなく開示している。
鍛冶材料
今では貴重な玉鋼などが展示されている。
銃身の作成には「玉鋼はほとんど使われない」と書かれているのに貴重だから紹介したかったんだろうなあ。
それとも鉄の成分を説明するため?
鍛冶場をシミュレーションで体験できる遊び場。
子供たちが楽しんでいました。
鉄炮鍛冶屋敷
住所:大阪府堺市堺区北旅籠町西1丁3−22
開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:火曜日
入場料:
- 鉄炮鍛冶屋敷 500円
- 【2館共通券】山口家住宅・清学院 250円
- 【2館共通券】山口家住宅・鉄炮鍛冶屋敷 600円
- 【2館共通券】清学院・鉄炮鍛冶屋敷 550円
- 【3館共通券】山口家住宅・清学院・鉄炮鍛冶屋敷 700円
駐車場:なし
TEL:072-228-1501
HP:https://www.sakai-machiyamuseums.com/
清学院
鉄炮鍛冶屋敷に隣接している。
主に仏教の理解と普及に努めた河口慧海の功績についての解説が多かった。
寺子屋
河口慧海も数え年6歳で寺子屋で学んだそう。
最後に山口家住宅へ向かう。
道中の自動販売機に昆虫食自販機に出会ったが暑さのため幻に見える。(笑)
歩いて7、8分くらいのところだが
あまりの暑さにかき氷屋さんへ。
熱中症になりそうな暑さ。
めちゃ混んでた。
茶寮つぼ市製茶本舗 堺本館にて。
山口家住宅
現存する数少ない江戸時代初期の町家の一つとして保存されています。
大きく広い土間が特徴で開放的。
全体を見渡せる曲線のカマドが珍しい。
カマドの形状や御釜の数が大所帯を想像させる。
それぞ当時を再現した座敷や居間、魅力的な蔵など見学できる。
他にも、当時の伝統的な堺のしつらいの展示も行われてて現地の歴史にどっぷりはまれる。
歴史好きはなら3館とも見学するのをオススメします。
山口家住宅
住所:大阪府堺市堺区錦之町東1丁2−31
開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:火曜日
入場料:
- 鉄炮鍛冶屋敷 500円
- 【2館共通券】山口家住宅・清学院 250円
- 【2館共通券】山口家住宅・鉄炮鍛冶屋敷 600円
- 【2館共通券】清学院・鉄炮鍛冶屋敷 550円
- 【3館共通券】山口家住宅・清学院・鉄炮鍛冶屋敷 700円
駐車場:なし
TEL:072-228-1501
HP:https://www.sakai-machiyamuseums.com/