竹田城跡の雲海を見ることに成功した。
これも朝早くから雲海を見るために
立雲峡に登っていたから。
しかし、危うく雲海を見損ねていたかも。
実はしっかりとした雲海が見られなくて
諦めて下山していた途中で
偶然雲海を見ることができたから。
そこで、雲海を見るためのちょっとした
注意点と見るまでの経緯を書きます。
竹田城跡の雲海を見るためには近くの
立雲峡に行くのが一番キレイに見える。
立雲峡とは朝来山(あさごやま)の中腹にある
自然公園の名称。
右側の山が朝来山で立雲峡もそこにある。
春には桜がキレイなスポットでもある。
この立雲峡の駐車場から登山口があり
そこから展望台まで登って竹田城跡を見ると
雲海を見ることができる。
駐車場は24時間無料で開放しており
早朝登山のために車中泊をした。
駐車場は約50台ほど駐車できるが
明け方にはすべて車で埋まっている。
なおかつ駐車場に入りきれない車も道路に
路駐するほどの大人気。
登山は朝の4時半から可能。
それまでは登山道は立入禁止。
理由はおそらく山の中は真っ暗で
何も見えないので危険だからであろう。
協力金が高校生以上は300円。
竹田地区住民と中学生以下は無料。
朝の4時半は真っ暗なので懐中電灯は必須。
一番高いところが一番風景がよくキレイだと
思っていたので一番高い第1展望台へ。
一番高いところなので到着までは登山で
約40分ほどかかる。
かなりの傾斜がある山道を歩くので
思ったよりも結構疲れる。
おまけに展望台や登山途中にはトイレが
全く無いので登山道入口付近にあるトイレで
済ませておかないといけない。
朝の5時半くらいの竹田城跡と周辺の風景。
城跡はライトアップしている。
ここから明け方まで雲海が見えるまで我慢!
朝の6時頃の風景。
キレイな眺めではあるが雲海はチョビっと。
日の出から6時過ぎまで粘ったが
ほとんど見えないと言って良い。(泣)
遠くの山間のほうにキレイな雲海が見える?
かなり粘ったが城跡が埋まるほどの
雲海を見ることができなかった。
諦めて下山していたら眼下に雲海らしき
風景が広がっている。
下は第2展望台。
第2展望台に来ると雲海に浮かぶ竹田城の
風景を写真に納めることに成功!
あとから分かったことだが、気温や湿度など
当日の気候によって雲海の出現する場所や
高さは変化するらしい。
何はともあれ、前日から乗り込んで来た
カイがあったというもの。
明るくなって駐車場に戻ってきた。
登山道の風景。
この日は運良く雲海を見ることができた。
雲海を見るのであれば車中泊をオススメ。
寒さ対策と懐中電灯は必須。
そもそも雲海を見るためには最低限の
気候的な条件がある。
10月、11月の前日の夜に冷え込み
翌日との温度差が10度以上。
当日の天気は晴れ。
風が少ない。
以上が基本的な条件となる。
上記の条件を満たした上で
雲海の見える高さを探す。
もし自分がいる展望台から雲海が見えずとも
1から3までの各展望台のどこかで見える
可能性があるので諦めないで。
立雲峡
住所:兵庫県朝来市和田山町竹田
駐車場:あり。(約50台ほど)