朽木温泉てんくうから車で30分弱の場所に
熊川宿がある。
日本海に抜ける途中にあり、気軽に寄った
道の駅だったが思いの外充実した所であり
楽しかったので記事にしてみた。
- 朽木キャンプ場(桑野橋河川公園)がやっているかどうか確認しに現地に行った。その流れでドライブ観光したので書いてみた。朽木キャンプ場~道の駅くつき新本舗~宝牧場まで。
- くつき温泉てんくう~熊川宿~福井県小浜市の人魚の浜がある日本海へのドライブ。ひとつひとつの施設が大人の旅心と遊び心を満たしてくれる。
福井県の若狭と京都を結ぶ鯖街道の宿場で
昔は宿場町として栄えたそう。
現在は観光地として存在している。
正確には道の駅入り口から旧鯖街道沿いに
北西奥からが熊川宿の見どころ。
道の駅 若狭熊川宿
旧鯖街道にある熊川番所からが
実質的な観光地である熊川宿の始まり。
熊川番所
人形の後ろには弓矢をはじめ刺股(さすまた)など
相手を拘束するための道具がそろっており
関所の役割も果たしていたのでは?
熊川番所は中に入って見学できる。
大人50円の良心値段。
開館時間:
- 4月~11月 10:00~16:00
- 12月~3月 10:00~15:00
定休日:火、水、金曜日
福井県は明智光秀ゆかりの地として有名。
現在、NHK大河ドラマ「麒麟が来る」で
街を上げて広報中。
番所奥に旧鯖街道が続く。
所々にお店があり、それぞれが興味深い。
子守り岩
巨大な大岩がみうけられる。
子供がよじ登って遊んでいたのが微笑ましく
文字通り子供を見守る大岩。
あとからこの大岩に登ってみたが結構高く
目線は2階くらいになって足がガクブル。(笑)
日本昔話でよく見たものが軒先に吊るされて
存在感を放っている。
たぶん、蓑笠(みのかさ)かな?
橋の向こう側から観光施設が増えてくる。
旧逸見勘兵衛家住宅
熊川村の初代村長逸見勘兵衛の家であり
その息子である伊藤忠商事2代目社長
伊藤竹之助の生家でもある。
若狭町役場 若狭鯖街道熊川宿資料館
熊川宿と鯖街道の歴史を見せてくれる。
美味しそうな食べ物が目白押し。
旧鯖街道沿いに用水路が流れている。
写真は店の前に設置された水車。
きれいな川で住民が生活用水として
使用されていて、実際に目の前で
おじいさんが利用していた。
途中の休憩所にて。
地図を見ると痛感するが熊川宿はけっこう広い。
歩いていて気づいたが神社が目立つ。
白石神社
灯籠に時計が埋まっている。
松木神社
それぞれ階段を登って奥へ行く元気と
時間がなかったので今回は参拝せず。
次回はリベンジしたい。
荻野家住宅
熊川宿最古の町家であり、物流で栄えた
熊川宿の中核であった問屋の姿があり
伝統的な町家の形式を見ることができる。
中に入ると可愛いゆるきゃらクマ川さんが
出迎えてくれる。
正面に長火鉢が据えられており、黒電話を
含め懐かしい家具が揃えられている。
メッチャ長くて大きなそろばんがある。
どうやって使っていたのだろう?
建物の奥はカマドや石畳など問屋建築が
色濃く残っている。
実際には立ち入ることができないので
パネルで見ることができる。
熊川宿を歩いてきて一区切り。
左手には錦屋橋があり端の向こうの方には
熊川小学校がある。
熊川小学校
橋のすぐ近くに半鐘発見!味があります。
熊川宿案内図
熊川小学校前から建物の形式が変わってきた。
熊川宿の終点。
すぐ近くの水辺にはトンボの抜け殻を発見!
キレイなヤゴの形が残っています。
自然を感じられた瞬間。
熊川小学校の前にかかる錦屋橋でも
ホタル観察ができるほど。
テレビでも取り上げられていたほど。
錦屋橋上からの写真。
別の場所では、ほたる生息研究会敷地内に
ホタルが飼育されているビオトープがある。
川の水流を利用してエコな小水力発電を
行っています。
熊川宿周辺は自然への意識が高い!
発電した電力を公衆トイレで使用している。
エコなエネルギーに興味を持っている人も
熊川宿に行けば楽しめる。
古い歴史から現代の機械技術まであり
自然を感じられる場所で
なかなか楽しめた地域でした。
道の駅 若狭熊川宿
住所:福井県三方上中郡若狭町熊川11−1−1
営業時間:
売店
- 9:00~18:00(3月~11月)
- 9:30~17:30(12月~2月)
食堂
- 9:00~16:00(3月~11月)
- 9:30~16:00(12月~2月)
定休日:3月・6月・9月・12月の第2木曜日、年末年始(12/29~1/3)
TEL:0770-62-9111
HP: