仕事をしていると、あれやこれやと
便利屋にされることがある。
仕事中に仕事を振られるのは仕方ない。
しかし、時間外にまで仕事が終わらない
となると話は別。
仕事を効率的に進めたい!
そんな気持ちで本書を手にとったら
なんと、人生の生き方についての指南書。
単純に仕事の優先順位やしない事を
決めるだけではない。
そんな気持ちがこもったビジネス書。
構成はわずか2部構成。
考え方編とテクニック編のみ!
なんとシンプル。
どちらも目次だけでも目を引きます。
考え方編
見切る、捨てる、断る力をつけるなど
23のしないことリスト。
- 100点を目指さない
- 「敵」を不用意につくらない
- 「頼みやすい人」にならない
- 「便利屋」にならない
- 「反省」をいつまでもしない
- 「知ったかぶり」をしない
- 「できない約束」はしない
- 「安請け合い」をしない
- 仕事を単なる「作業」にしない
- 「やる気」を上げ下げしない
- 「できない理由」を探さない
- 「幹事」を嫌がらない
- 「交流会」をバカにしない
- 「素人考え」で仕事を進めない
- 「実力」以外で人を見ない
- 「無関心」にならない
- 「大差のない」ことに悩まない
- 「好き嫌い」で仕事をしない
- 「悪口」をいわない
- 人の「不平不満」につきあわない
- 「専門家」になりすぎない
- 「利益」を独り占めしない
- 「同僚」に遠慮しすぎない
テクニック編
仕事の生産性が“革命的に”あがる
22の「しないことりすと」
- 「二兎」追わない
- 「スケジュール」を詰め込まない
- 「予定」を簡単に動かさない
- 「先送り」をしない
- 「大事なこと」を夜に決めない
- 「噂」に振り回されない
- 「タイミング」を外さない
- 「わかりにくい表現」をしない
- 「結論」を最後にしない
- 「いいっぱなし」にしない
- 「打ち合わせ」に時間をかけない
- 「名刺」を集めない
- 「メール」に時間をかけない
- 「同じ仕事」を二度しない
- 「烏合の衆」にならない
- 「余計なもの」に囲まれない
- 「パソコン」を散らかさない
- 「最後の詰め」を怠らない
- 「マニュアル」をバカにしない
- 「雑用」に振り回されない
- 単なる「謝罪」で終わらせない
- 仕事を「複雑」にしない
どれもこれも気になる項目ばかり。
考え方編では
- 「敵」不用意につくらない
- 「頼みやすい人」にはならない
- 「できない理由」を探さない
でしょうか?
「敵」は利害関係抜きで足を引っ張る。
これは、リアルタイムで痛感してます。
「頼みやすい人」になるのは、
そんなにイヤではありません。
ただし、便利君として接されると話は別。
頼んでくる相手次第でしょうか?
「できない理由」を探さない。
ネガティブな考え方は自分自身を
腐らせてしまいます。
テクニック編では
- 「予定」簡単に動かさない
- 「わかりにくい表現」をしない
- 「最後の詰め」を怠らない
そもそも予定は簡単に動かせるモノ?
個人的にはなかなか難しいですが
ゴリ押ししてくる人も中にはいます。
基本的に蹴散らしますが。(笑)
「わかりにくい表現」
逆に、「わかりやす表現」で相手に
お話するように心がけています。
「最後の詰め」を怠らない
最後までちゃんとしないと、今までの
努力が簡単におじゃんになってしまう。
途中まで頑張ったなんて通用しない。
それは、肝にめいじてますが。
本書を読んだあとは、間違いなく
今までの自分から一歩進めます。