青木松風庵 月化粧ファクトリー
大阪名物の月化粧を作っている青木松風庵月化粧ファクトリーに行ってきました。
商品名に「大阪名物」とつければ大阪人が認めなくても大阪名物になる昨今。
たこ焼きもどきだが個人的には大阪名物とは認め難いが美味しいかも。。。
月化粧は、押しも押されぬ大阪名物。
そんな有名な月化粧の工場が大阪南の阪南市にあります。
阪南市は文字通り、大阪のかなり南側。
大阪なんばをミナミと呼んでるのとは訳が違う。
京都からだと自宅から約2時間半。
普段あまり使わない南海電車にお世話になりました。
最寄り駅の尾崎駅から歩いて15分くらいで到着。
ちょうどお昼時で月化粧ファクトリー内でランチを食べようかと思ったがお菓子類が多く断念。
Googleの口コミでサンドイッチの写真を見かけたつもりだったが無かった。
工場見学へは食事をしてから望むのがおすすめ。
工場見学後、月化粧を味わうのがベスト!
工場見学申し込みは予約無しでできる。
予約受付で、見学時間を指定して申し込み。
平日だった事もあり見学者が少なかったのであろう、すぐに案内してもらった。
最初にシアタールームで月化粧について8分間の映像を見てから「レッツキロー」の掛け声で見学開始。
月化粧ができるまでの工程はシンプルで、長めの廊下1本分で事足りる。
材料を混ぜて整形された月化粧が少しずつ焼き上がるまでを見学できる。
めちゃシンプルなので特別難しい工程は無さそうです。
ただ、シンプル故に味付けや焼き方には最新の注意を払ってるんだろうとは思います。
廊下の突き当りで焼き立ての月化粧をいただきました。
こんな風に工場ライン途中で焼いてた。
無料のドリンクバーもあり温かい飲み物がありがたかった。
焼き立ての月化粧は表面がサクッとしており、いつもの食感とは違う。
いつもの月化粧は、しっとりとした味わいのイメージ。
どちらの食感も美味しくいただけます。
生産ラインを見終わったら少し楽しめるエリアもある。
つきろーくんの裏側に地図がある。
ココでは歴史エリアにだけ触れてみる。
壁には会社の歴史や創業者の思いが書かれており、貴重な情報が読める。
創業者の青木啓一氏。
経営理念も書かれている。
理念
- おいしいお菓子をつくること
- お客様を大切にすること
- 仲間とその家族を大切にすること
- 地域社会に貢献すること
特においしいお菓子を作るという点だけをみても考えがすごい。
何がすごいかというと、お菓子作りに対しての技術的な考えがすごい!
「職人の勘」を数値化する。
職人の感覚的な事を数値化するという難解な問題に正面から向き合って解決しておられる。
最新の設備で温度や時間を微細に調整して職人の「勘」による技術を再現している。
自分も技術職なので、若手に教える時の参考になる。
「これがグッとなってパッとなってばー」なんて表現はしないように務める。(笑)
見学が終わるとお店の入口に戻るので、お土産は買い放題。(笑)
もちろん、月化粧などを購入してフリースペースで食して会話を楽しむこともできます。
青木松風庵 月化粧ファクトリー
住所:大阪府阪南市黒田453−15
営業時間:9:00~19:00
工場見学:10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:元日のみ休業
入場料:無料
駐車場:無料
TEL:072-470-2525