京都の山奥には鞍馬寺や大原の三千院など
交通が不便なのに人気のスポットがある。
それぞれの場所は離れているが北の位置と
いう点では、ほぼ同じ位置になる。
鞍馬寺には4年前に観光に行った。
鞍馬寺~貴船へハイキング気分で参拝にいってきました。(鞍馬編)
それ以外にもちょくちょく行ってる。
京都大原三千院への道は国道367号線。
地元では途中と呼ばれている道路。
対して鞍馬寺へは国道38号線を通る。
鞍馬の名前通り「鞍馬街道」である。
北と言う位置では近いのだが
それぞれ横の距離だと遠い。
しかし、それぞれを結びつける道があり
それが国道40号線(赤い線)である。
あまり使わない道路だったので
ドライブがてら出かけてみた。
この辺はどうやらトレイルランエリア。
観光地を結びつけるただの道路だと
思っていたのだが、何と小学校もある
れっきとした町?村?
最近京都の北部は「廃校」が多かったり
するので、こんな山の中で学校が存続して
いるのが何となくうれしい。
そんな国道40号線の中で目を引くものが
2つあったので行ってみた。
静原城跡と里の駅大原。
静原城跡へは何の考えも装備もなく
下見&ドライブのつもりで行ってみた。
Google Mapsで検索してみると
いかにも目的地に行けそうなナビが
表示されるがやっぱり行けなかった。
それでもグーグルマップに表示された
静原城跡方面に向かってみる。
地図に川の表示があったので近辺を捜索。
少しでも近づくために進んでいくと
メチャクチャ大きなキノコに出会えた。
今回の1番の驚きと言って良い。
もっと北の廃村八丁でも見なかったほどの
小さなテーブルほどもある大きなキノコ。
廃村八丁小屋に何とか行くことができました。ガイドもなしに自分が行ける範囲で行ったので行けなかった場所や行きにくかった所のログと地図を置いておきます。
大きさの比較のためモバイルバッテリーを
キノコの上に乗せてみた。
バッテリーの長さが約10cm。
少なく見積もっても約40cmはあります。
バッテリーを「ポン」と置くと
「カシャッ」音がなるほどの硬さ。
イメージ的にはプラスチックが近い。
とにかく大きくて硬いキノコに出会えた。
自分の人生の中で出会ったキノコの中では
最大級であったことは間違いない。
このキノコの生えてる木を目印に
先へ進んでみた。
この傾斜を登っていけばお城に行けそうだが・・・
しかし、普通のランニングシューズでは
メチャクチャ滑ってとても危ない。
GPSや登山地図のあるスマホのバッテリーの
残量が心もとなく天気も悪いのでこの場所
からの登山は見送った。
もう少し簡単に山を登れるところを探す。
近所に公衆トイレのある静原児童公園と
隣接して静原神社がある。
静原児童公園
静原神社
調べてみると、どうやら静原神社の横から
城跡に行けるそう。
ハイキングマップがあり、ハイキング気分で
山登りできそうな雰囲気。
もちろんそんなことは全く無く
ちゃんとした装備が必要だった。
今回は藤原城跡までは行けてないのですが
途中までのルートを記述します。
藤原神社に向かって左に先程の
ハイキングマップがあり、その横の道を
まっすぐ行きます。
山へ行く道は本当は右なのですが
間違って左へ行ってしまった。
左奥に見えるのは「阿弥陀寺」。
石垣があるがもちろん城跡とは無関係。
右へ進むと電気柵があり危険!
電気柵によって山方向へ行けなくなってて
慌てて引き返しました。
この場所はきっと私有地。
今度こそ神社横の道に行きます。
よく見ればちゃんと標識があります。
隣には神社が見えます。
川沿いにまっすぐ行っても行き止まり。
左へ行きます。
この辺の石垣がお城に関係していたかは
イマイチ分かりません。
分かっているのは、この場所はお城からは
かなり離れたふもとだということ。
ここより先はGPSが無いと道に迷う。
ちゃんとした装備ででかけたい。
別ページで藤原神社と藤原児童公園を
紹介します。
藤原神社をあとにして里の駅大原へ。
こちらの内容も別ページで紹介。
里の駅大原が観光客だけでなく地元のお客さんの心を掴んで離さない。地域で作る新鮮な野菜と、つきたてのお餅をはじめ胃袋も掴まれているから。
本当は目的地もなく気まぐれなドライブ。
国道40号線は思いの外結構楽しめました。