仕事をしたつもりになっていると1ミリも前に進まない。仕事とは成果を出すこと。そのための高い位置からの視線・視座を手に入れる方法。

仕事をしたつもり (星海社新書) [ 海老原 嗣生 ]

2019-10-10 15.04.11

 

本書の中で心に響いた文章があったので

要約して引用してみる。

 

以下は引用要約。

ある有名な若手映画監督が、嘆きながら

次のように語っていたのを思い出す。

 

人気テレビドラマを映画化したときの話。

 

モデル出身で人気のある若手女優をテレビ

そのまま主役で使って、代わり映えのしないセリフとお望みの結末を付けて撮り上げたら、予想通り大ヒット。

手慰みの作品なのに、観客は、「感動して泣きまくっちゃった。」「今年最高の映画」なんて感想を寄せてくる。

 

対して、

いくら味のあるキャストで、真剣に台本を書き、セットやカット割りにも凝って本気の作品を撮ったって、こんな評価などうけやしない。

結局、今の観客には高級食材なんていらないんです。アイスクリームにチョコレートをかけて出しておけば、それを喜んでくれるから。

上記に対して、筆者は能で有名な世阿弥

引き合いに出して書かれています。

父、観阿弥の業を継ぎ、能の第一人者となった世阿弥が、求道者として歩むなかでの苦悩を綴ったのが「風姿花伝」。

風姿花伝の中で書かれている「奥義伝」で

以下のように書かれている。

上手は下衆に受けず、下手は上客に飽きられる様を示し、本当の芸達者は「衆人愛敬」、つまり、下衆を笑わせながら、上客に心を伝えるべきだと説いています。

当時から、本物を求める人は最終的に孤独とならざるを得ない宿命にある。

 

本書のテーマは「仕事をしたつもり」

について書かれています。

 

周囲との視線・視座の差について

問題にしています。

 

先に進んだ人とその場にとどまった人との

あいだには視線の高さに差がでるため、

よく理解してもらえない。

siten
PexelsによるPixabayからの画像

 

これは、会社の上層部が高い視線や視座を

持っていないと理解されない。

 

会社や町内会では土壌が違うが

同じようなことが起こっている。

 

会社の問題や地域の問題などは

どちらにも起こりうる話。

 

地域の問題は昨今の京都では高齢化が

進んでおり、若い人の考えやパソコンなど

新しいものが理解できない。

 

だから、老人の多い町内会で新しい物の

理解がなかなか進まないのは分かる。

 

しかし、会社で新しいことが理解できない

なんて事が起こってはいけない。

 

老人会の集まりではないのだから。

チャレンジ&エラーができる社風でないと。

 

これは昔から前例を重視した、いや、

重視しすぎた会社や社風の弊害でもある。

 

それでも会社を良くしようとする

愛社精神に溢れている人なら

出世するか上司にプレゼンするしかない。

presenter
Hugo AtaideによるPixabayからの画像

 

時間はかかるがこれが王道であろう。

 

しかし、この王道も昔からの仕事の仕方と

同じなので人脈づくりや上司のご機嫌伺い

などと相まって疲弊していく。

 

おまけにそこまでしても

上層部が聞き入れてくれるとは限らない。

 

自分自身の事を言わせてもらえば

上層部が理解できないのであれば、

分かってもらう人のところへ行く。

 

つまり転職を視野に入れる。

もしくは可能であれば自分で行う。

 

分かってもらう努力をするくらいなら

自分自身で会社外でやってみる。

 

転職などのハードルが高いと言うなら

いつでも転職できるように、普段から

備えておかないといけない。

 

技術職であれば技能を磨く。

営業であれば顧客を持っておく。

eigyou
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

会社の看板で仕事をせずに

自分自身を買ってもらえるよう努力する。

 

それができないというのであれば

大人しく細々と生きていけばいい。

 

それが悪いとは言わないが、それだと

いつまでたっても高い視点や視座は

手に入らないであろう。

 

仕事や人生の楽しみも半減するのでは?

 

仕事以外の楽しみを見つけて

他で人生を謳歌するから良いというのは

また別の視点や話になりますが。

 

志を高く仕事を楽しむのであれば

視点や視座を高めて、孤独になるくらい

仕事をするのもあり。

スポンサードリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください