日々梅雨のおかげで蒸し蒸しして暑い。
梅雨は明けていないが本格的な夏に
突入した感じがします。
それが原因かどうかはわかりませんが
扉の立て付けが悪くなりました。
木の扉なので湿気を吸って扉や枠が
巨大化したかも。
もともと下の部分に擦れていて
扉の開け閉めの際に引っかかっていました。
写真の場所で一旦止まります。
今回は扉をDIYして
扉の開閉をスムーズにします。
修理する方法は2つ。
- 下の部分を削る
- 扉を上にずらす
下の部分を削るのは現実的ではないので
扉を上にずらします。
この下枠の部分は削れない。
扉は蝶番で接続されております。
高さ調節用にOリングが挟まれてる。
扉の高さはこのOリングで決められており
高さを変えるのであれば、Oリングの高さ
を変えるか複数のリングを噛ませるか。
高いリングはナカナカ売っていない。
Oリングを複数使うことにします。
Oリングを買いに行く前に、もともと
使われているOリングのサイズを計測。
リングの中と外のサイズを測ります。
外側が約14mm。
内側が8mm。
この中で一番大事なのはリングの内径。
最悪外側のサイズが合わなくても
使えるかも知れませんが内径はべつ。
しっかりと計測して買い物に行きます。
近所のホームセンターにはピッタリの
Oリングはありませんでした。
店員さんに聞くと蝶番とセットで、専用の
製品なのでお店に置いていないとの事。
仕方がないので一番近いものを購入。
ステンばね座金
ナットやボルト等と一緒に使用して
ネジが緩まないためにOリングを
一箇所だけ切断してズラしております。
サイズ的にはこれしかなかったので
138円で購入しました。
ほとんど同じサイズ。
外側の外径がやや大きめですが許容範囲。
先程、Oリングの外径は合わなくても
大丈夫的なことを書きましたが
あまりにサイズが違うと使えない。
しかし、これならほとんど同じサイズ。
問題なく使えそう。
扉を外します。
扉は持ち上げると外れる仕組み。
ただし、ただ持ち上げるだけでは
扉の上部が枠に引っかかるので
扉を全開にしてから持ち上げます。
この程度だと上に引っかかる。
扉を外せました。
写真は扉の真ん中部分の蝶番。
もともとのOリングと新たに購入した
ステンばね座金を棒に通して
落ちないようにテープで仮止め。
同じように他の部分も棒に通して
扉を固定します。
上手く蝶番に金属棒を挿入できました。
試しに扉を開け閉めしてみると
嘘のように扉が軽くなった。
扉が簡単に開け閉め出来るようになり
ストレスフルになりました。
挿入したステンばね座金の幅はたったの
約2mmほど。
たった2mmでこんなにも違うのかと
実感しました。
ステンばね座金はボルトやナットが
緩まないように一箇所が切られてワザと
上下にずらされています。
そのためOリングと蝶番の間に
若干の隙間ができます。
使っていくうちに隙間はなくなって行くと
思っているのでしばらく様子見。
もちろんOリングと同じモノが手に入れば
そちらの方が良いと思います。
しかし、今回のようにオーダーメイド的な
製品では部品の調達は難しかも。
今回はそんな製品に対してのDIYでした。