御土居を探して御所の北東側
蘆山寺(ろざんじ)へやってきた。
前日に1と2それぞれのの御土居に行った。
1の北区鷹ヶ峯旧土居町2 【御土居鷹峯(北)】
御土居鷹峯(北)にあるお土居は、豊臣秀吉が命令して作らせた広大な堤防である土塁。9つの現存する物を見て回った最初のおどい。
2の北区鷹ヶ峯旧土居町3 【御土居鷹峯(南)】
御土居鷹峯(南)は公園として整備されているが自然感満載な場所。目の前には元京都朝鮮第3初級学校があり、スグ近くにはダムの内側にある不法占拠の家を見ることができる。
天気が悪く時間も遅くなったので
他の御土居巡りは次の日に持ち越した。
1と2の御土居から比べると7の御土居が
1番離れているので、段取り的に1番遠い
7の御土居から御土居巡り開始。
北にある御土居の地図では
御所の西側にありそう。
目指すは
7、上京区寺町広小路上る北之辺町
廬山寺の前に到着したが周りには
それらしいものは見当たらない。
地図ではイマイチ分かりにくくて
西大路通りに行ってきた。
地図で確認すると、御土居はこのあたり。
外から見ると雰囲気のある場所がある。
奥の方にはちらっとお墓が見える。
どうやら廬山寺の奥にありそう。
ちなみに現在地は道路を隔てて
京都府立医科大学の前。
廬山寺
お寺の敷地内へ入ってみる。
中に入ると入り口があるが有料っぽい。
この日は天皇陛下の「即位の礼」で
世間は盛り上がっています。
天皇関連のお寺や神社は
入場料が無料になったりしている。
廬山寺も天皇関連のお寺のはずですが
廬山寺には関係なさそう。(チェッ)
目的の場所はお墓に隣接している。
参拝の場所には、お墓は無さそうだが
参拝料を払って中を確認するか・・・。
参拝料に600円かぁ。
御土居がなければもったいないよなぁ。
思案してウロチョロしてると
南側に奥に入る道を発見。
とりあえず奥へ行ってみる。
少し開けた場所に出てきた。
無人だが詰所のような場所がある。
北に向かうと本堂と天皇ゆかりの
お墓があるが行き止まり。
宮内庁が管理している。
入場料を免除してくれたら良いのに。
南の方も行き止まり。
よく見ると詰所の横に入り口がある。
柵を越えるとお墓が見える。
多分こちらの方が目的地っぽい。
お墓の奥に行くと御土居の文字の石碑を
確認することができた。
御土居の高さが結構高い。
階段があり登れそうなので登ってみる。
登りきって下を見てみると結構高い。
御土居に使用された石垣も現存。
こうして見ると確かにお寺の敷地内。
こんな街中に御土居があるのは驚き。
感覚的には京都府立医科大学があり
鴨川からだいぶ離れている感じがする。
この辺の御土居は比較的御所にも近い。
そのため川から離れて御土居を
しっかり作っていたのかもしれない。
史蹟 御土居(蘆山寺敷地内)
住所:京都府京都市上京区九軒町